
薄くて持ち歩きがしやすいモバイルPCを購入するなら、レッツノートとMacBookAirのどちらがおすすめかを比較対決しました。
バッテリーの持ちや重量、薄さ、耐久性、キーボードの打ちやすさ、価格などをまとめています。仕事用に毎日使うことも多いパソコン。
人によって重視する点も違いますので、口コミ評判も確認しつつ自分の欲しいパソコンを選んでください。
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レッツノートとMacBookAirの比較表
レッツノート | MacBookAir | |
---|---|---|
会社名 | パナソニック | Apple |
シリーズ | RZ、MX、SZ、LX | – |
価格 | 190,800円(税抜)~ | 102,800円(税抜)~ |
CPU |
(MX/SZ/LXシリーズ) 第6世代Intel Core i プロセッサー 1.10GHz~2.60GHz (RZシリーズ) Intel Core M プロセッサー 1.10GHz~1.20GHz |
(11インチ) 1.6GHzデュアルコアIntel Core i5プロセッサ、または2.2GHzデュアルコアIntel Core i7プロセッサ Turbo Boost使用時最大3.2GHz (13インチ) 1.6GHzデュアルコアIntel Core i5プロセッサ、または2.2GHzデュアルコアIntel Core i7プロセッサ Turbo Boost使用時最大3.2GHz |
メモリ |
メモリー8GBを搭載(拡張スロットなし) ※パナソニックストアならメモリー16GB搭載モデルが選べる |
(11インチ) 4GB 1,600MHz LPDDR3オンボードメモリ ※オプションで8GBに変更可能 (13インチ) 8GB 1,600MHz LPDDR3オンボードメモリ |
HDD/SSD |
【RZ】SSD 256 GB / SSD 128 GB 【MX】SSD 256 GB / SSD 128 GB 【SZ】SSD 256 GB / SSD 128 GB / HDD 1TB 【LX】SSD 256 GB / HDD 750GB ※パナソニックストアなら、SSD512GB搭載モデルが選べる |
・128GB PCIeベースフラッシュストレージ ・256GB PCIeベースフラッシュストレージ ※オプションで512GBフラッシュストレージに変更可能 |
OS | Windows 10 Home 64ビット(一部機種は、Windows 7 Professionalダウングレード(SP1適用済み)もカスタマイズで選択可) | macOS Sierra |
液晶サイズ |
(RZ)10.1型(16:10) WUXGA (SZ)12.1型(16:10) WUXGA (MX)12.5型(16:9) Full HD (LX)14型(16:9) Full HD |
・11.6インチ(対角)LEDバックライトディスプレイ(16:9) ・13.3インチ(対角)LEDバックライトディスプレイ(16:10) |
解像度 |
(RZ)1920×1200ドット/IPS液晶 (SZ)1920×1200ドット (MX)1920×1080ドット/IPS液晶 (LX)1920×1080ドット |
(11インチモデル)1,366×768ピクセル (13インチモデル)1,440×900ピクセル |
タッチパネル | (RZ/MX)静電マルチタッチパネル | Multi-Touchジェスチャー |
駆動時間 | 約10.5時間~約21時間駆動 |
(11インチモデル)最大9時間のワイヤレスインターネット閲覧 (13インチモデル)最大12時間のワイヤレスインターネット閲覧 |
重量 | 約0.745kg~約1.53kg | 1.08kg/1.35kg |
ドライブ |
機種により異なる ・DVDスーパーマルチドライブ ・ブルーレイドライブ ・搭載なし |
– |
頑丈さ |
耐100kgf級タフボディ 76cm落下(底面方向、動作時)試験実施 |
– |
無線LAN | IEEE802.11a(W52/W53/W56)/b/g/n/ac準拠 | 802.11ac Wi-Fiワイヤレスネットワーク接続、IEEE 802.11a/b/g/nに対応 |
通信サービス | LTEまたは非対応 | – |
Bluetooth | v4.1 | Bluetooth 4.0ワイヤレステクノロジー |
カメラ | 搭載(1920×1080ピクセル:約207万画素) | 720p FaceTime HDカメラ |
USBポート | USB3.0×2or3 | USB 3ポート×2 |
LAN | 1000BASE-T /100BASE-TX / 10BASE-T | – |
映像出力 | HDMI出力端子/アナログRGB(VGA)端子 |
•Mini DisplayPort出力に標準対応 •DVI出力:Mini DisplayPort – DVIアダプタ(別売り)を使用 •VGA出力:Mini DisplayPort – VGAアダプタ(別売り)を使用 •デュアルリンクDVI出力:Mini DisplayPort – Dual-Link DVIアダプタ(別売り)を使用 •HDMIオーディオとビデオ出力:他社製Mini DisplayPort – HDMIアダプタ(別売り)を使用 |
メモリーカード | SDXC/SDHC/SDメモリーカード | (13インチ)SDXCカードスロット |
セキュリティ設定 |
・セキュリティチップ TPM搭載でSSD/HDDを抜かれ他のPCへ移動されてもロックは解除されずデータを見られることがない。 ・マカフィーリブセーフがプリインストールされており、精確な検知でウイルス感染を予防 ・セキュリティケーブルをパソコンのボディからねじり取ろうとするような強引な盗難にも負けないよう、ロック部分を強化 ・BIOSパスワード(起動制御)、Windowsログオン制御、ハードディスクデータ消去ユーティリティ、PC-Diagnosticユーティリティなどさまざまなセキュリティ機能あり |
– |
Microsoft Office | 2016年夏モデルは全品番にOfficeが搭載 | – |
サポート | – | 製品購入後90日間の無償電話サポートと1年間のハードウェア製品限定保証あり |
公式HP | レッツノートの公式サイトはこちら | MacBookAirの公式サイトはこちら |
製品概要対決
◯WIN レッツノート
20年続くパナソニック製のレッツノート。毎年進化を続けて2016年1月に春モデルが発売されました。この新モデルはすべてMicrosoft Office Home and Business Premium 導入済みで販売されています。
4シリーズのうち2シリーズはタッチパネルも搭載されているためタブレット感覚で使用でき、PCが苦手な方でも使いやすく出来ています。そしてなんといってもレッツノートはWindowsノートになります。日本企業の多くはWindowsやマイクロソフトを利用していますので、会社のPCとリンクできるという点でMacBookAirよりも使い勝手が良いと思われます。ここはレッツノートの勝利ですね。
×LOSE MacBookAir
Apple社製の大人気Macのノートパソコン、MacBookAirです。第5世代のインテルコアプロセッサi5またはi7プロセッサーを搭載しています。一日中使えるバッテリーの持ちや高品質のパフォーマンスに生まれ変わりました。
また、超高速の802.11acWi-Fiにも対応していますし、Bluetoothテクノロジーも搭載されていますので、ケーブルなしでスピーカーやヘッドフォンを利用することができます。フラッシュストレージも最大のものになると512GBと非常に膨大です。しかし、MacBookAirはApple者ということで日本製ではないため、欠点としてビジネスシーンでは使いにくいことが挙げられます。そのため、ここでは負けとなります。
商品シリーズ対決
◯WIN レッツノート
4つのシリーズがあります。RZシリーズ、MXシリーズ、SZシリーズ、LXシリーズ。最新型で比較したものを紹介します。RZ、MXシリーズはタッチパネルが搭載されています。RZ、SZシリーズはLTEに対応しています。SZシリーズは付属バッテリーを装着すると約21時間、LXは約19時間と長時間の連続使用が可能です。そして、LXシリーズはフルHDでブルーレイディスクも再生できます。
持ち歩きにはRZやSZが軽量で人気です。そして、タブレットのように利用したいということであればRZやMXシリーズのタッチパネルがおすすめです。また、SSDとHDD同時搭載モデルや大容量メモリーの16GBモデル、SSD512GBモデルなどが搭載されたプレミアムエディションも販売されています。4シリーズの選択肢がありますので、ご自身の使いやすいPCを見つけてくださいね。
〈参考〉
RZ 10.1型WUXGA:世界最軽量の約745g、B5サイズ以下のコンパクトタイプ、バッテリー11.5時間、タッチパネル対応、第6世代インテルコアiプロセッサー、メモリー4CB、8GB
LTE対応
MX 12.5型Full HD:ドライブ内蔵 光学式ドライブ、バッテリー約12時間LTE対応
SZ 12.1型WUXGA:ドライブ内蔵世界最軽量929g、ハイパフォーマンスPC、バッテリー約21時間、タッチパネルなし
LX 14.0型Full HDドライブ内蔵光学式ドライブタッチパネルなしバッテリー約19時間
×LOSE MacBookAir
MacBookAirはシリーズがなく、11インチのものと13インチのものの2サイズのみを用意して販売しています。そのため、ここではレッツノートの勝利です。
価格対決
×LOSE レッツノート
オンラインショッピングにて、RZシリーズは192,800円~、SZシリーズは215,800円~、MXシリーズは234,800円~、LXシリーズは180,800円~となっています。Microsoft Office Home and Business Premiumは事前に導入されていますので、その金額も込みとなっています。価格帯はMacBookAirよりも高級といったところですね。
◯WIN MacBookAir
11インチは102,800円(税別)13インチは112,800円(税別)
ローンで支払いの場合、24ヶ月のローンを実質年率0%で利用できる。支払い回数は最大60回までとなりますので、一括ではなく分割できるのはありがたいですね。全国送料が無料で購入できます。その上、最短で翌日お届けが可能です。価格はレッツノートよりもお安くなっています。
その他製品スペック対決
◯WIN レッツノート
レッツノートは耐久性が抜群で、頑丈で76センチ落下試験などにも耐えています。軽量化も進み、一番軽いものなら745gと持ち運びに便利です。バッテリーも全体的にMacBookAirを上回ります。一番短いRZシリーズでも11.5時間は利用できます。
また、タッチパネルもレッツノートのみの強みです。そして第6世代インテルコアiプロセッサーを使っていることで、MacBookAirに比べてより新しい世代を取り入れています。全体的に初心者にも使いやすいと感じますので、ここはレッツノートの勝利ですね。
×LOSE MacBookAir
バッテリーにおいては13インチは最大12時間、11インチは9時間持続します。また、ゆっくり使う方なら+1時間は使用が可能です。また、3時間以上スリープ状態にすると、スタンバイモードに切り替わり、バッテリーが最大30日間持続するということで、従来よりもバッテリーが長くなりました。
また、高性能なマルチタッチトラックパッド搭載により2本指、3本指、4本指を自動認識して指令できるため、操作の幅が広がっています。MacBookAirのトラックパッドの使いやすさには定評があり、タブレットの感覚で人気があります。タッチパネルではないものの、それに劣らないのはこのマルチタッチトラックパッドのおかげです。
そして、バックライトキーボードも搭載されているので暗い場所でも使用できるなど、どのようなシーンでも使えるように改良されています。非常に高いスペックがありますが、世代が古いこと、マルチタッチトラックパッドになれなくてはいけないことなどが惜しいところです。
見た目対決
×LOSE レッツノート
カラーは光沢のあるゴールド・シルバーのほか2016年3月には女性に人気のフローラピンクも登場しました。色も可愛いく女性には人気があるのですが、スタイリッシュさはやはりMacBookAirに銀杯が上がりますね。
◯WIN MacBookAir
白く美しいフォルムで人気のMacBookAir。タブレット感覚で持ち運ぶため、見た目で選ぶという方ならMacBookAirが優勢でしょうか。薄さはなんと2センチを切るほど。フラッシュストレージを搭載することでこの薄さを実現しました。見た目は圧倒的にMacBookAirが人気ですね。
製品フォロー対決
◯WIN レッツノート
通常のメーカー保証は1年になりますが、オンラインのパナソニックストアで購入すれば無償で3年保証を付けることができます。また、火災や水濡れなどの外的な事故による原因の特別保証として助成なども行っています。また、パナソニックストアでプレミアムエディションを購入した場合は3年間特別保証設けられます。
そのほかストアで購入の方には購入後1~2年の間にリフレッシュサービスのレッツノート・クリニックを実施しています。パソコン・クリーニングやウイルスチェック、バッテリーチェックなどが利用できます。
データを復旧させたい時は提携先の株式会社アラジンを利用すれば最大20%オフで復旧させることができます。パナソニックストアでの購入の場合は保証サービスが多いのでとてもお得です。サービスはレッツノートの勝利ですね。
×LOSE MacBookAir
購入サポートは電話またはチャットで連絡が可能です。AppleCareにより、購入後90日間の無償電話サポートと一年間のハードウェア製品限定保証が付帯しています。さらに、AppleCare Protection Planを購入すれば、サポートを3年間に延長することが可能です。しかし、レッツノートの保証が素晴らしいので、ここはMacBookAirのLOSEとなってしまいました。
結局どっちがいいのか?
対決項目 | レッツノート | MacBookAir |
---|---|---|
製品概要 | 〇 | × |
商品シリーズ | 〇 | × |
価格 | × | 〇 |
スペック | 〇 | × |
見た目 | × | 〇 |
製品フォロー | 〇 | × |
合計ポイント |
WIN:4 LOSE:2 DRAW:0 |
WIN:2 LOSE:4 DRAW:0 |
総合結果 | ◯WIN | ×LOSE |
全体的に比べたところ、ここはレッツノートがおすすめです。レッツノートやMacBookAirはスマートフォンではなく持ち運び可能なノートパソコンというところで、やはり日本のPCと様式が同じレッツノートは使いやすいです。
ビジネスの場面において会社のPCとつながっていることもメリットです。中でもMicrosoft Office Home and Business Premiumが入っていることで、日常的に使われているワードなどを添付・閲覧できることも大きなメリットです。日本の企業はほとんどがWindowsを利用していますので、ビジネスで使用するのであればリンクできるPCを利用することをおすすめします。
また、耐久性や保証の厚さなども非常に重要です。毎日持ち歩く可能性のあるのもですから、壊れやすいのも事実です。破損してしまった時のために保証はしっかり付けておきましょう。
しかし、MacBookAirは日常使いや趣味に持ち歩くには非常に適しています。MacBookAirの薄さは学生さんのカバンにも入りやすく出来ていますし、価格のお手ごろさもGoodです。音楽の入れやすさ、iphoneとリンクができること、Macなのでクリエイティブに使えるなどのメリットも多いため、私用として使うのであればとてもおすすめです。
ご自身のスタイルや使い方にあったノートパソコンを購入しましょう!
会社概要
商品名 | レッツノート | MacBookAir |
---|---|---|
販売事業者名 | パナソニック株式会社 | Apple Japan |
所在地 | 大阪府門真市大字門真1006番地 | 東京都港区六本木6丁目10番1号六本木ヒルズ |
ホームページ | http://panasonic.jp/ | http://www.apple.com/jp/macbook-air/ |