アコムとアイフルはどっちがいいのか?大手消費者金融の比較対決

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大手消費者金融のアコムとアイフルを比較対決しました。それぞれの金利や審査のメリット、デメリットがありますので見比べください。ご自身にあった金融会社で借入をしていただく参考になればと思います。

アコムとアイフルの比較表

アコム アイフル
社名 アコム株式会社
(三菱UFJフィナンシャルグループ)
アイフル株式会社
設立 1978年10月 1978年2月
資本金 638億3252万円 1434億15百万円
主要取引金融機関 三菱UFJ信託銀行 三菱東京UFJ銀行
最大利用限度額 1万円~800万円 500万以内
貸付利率(実質年率) 3.0%~18.0% 4.5~18.0%
必要書類 運転免許証(交付なしの場合は健康保険証等)
※借入総額50万円以上は収入証明書(厳選徴収票)必要
本人確認書類(運転免許証、各種保険証等)
※借入総額50万円以上は収入証明書(厳選徴収票)必要
返済方式 定率リボルビング方式
(借入残高×一定の割合=月々の最低返済額)
※一定の割合とは
1万円~30万円→4.2%
30万円~100万円未満→3.0%
100万円超→2.0~3.0%
借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式
返済期間・回数 借入日から最長6年9か月.1回~80回 1回の支払いにつき35日以内または毎月約定日払い
最長14年6か月(1~151回)
遅延損害金(年率) 20.00% 20.00%
担保・連帯保証人 不要 不要
利息 最大30日間金利0円
(はじめて利用の場合+返済日を35日毎に設定)
最大30日間金利0円
(初めて利用+無担保キャッシングローン利用)
利息計算方法 借入残高×借入利率÷365日×利用日数=利息 借入残高×借入利率÷365日×利用日数=利息
申し込み ネット契約で来店不要(24時間申込可能)
アプリでも書類提出可能
ネット契約で来店不要(24時間申込可能)
お試し審査 「3秒審査」HPやスマホアプリでできる 「1秒診断」
総量規制 総量規制対象により年収3分の1以上の金額の借入れ不可 総量規制対象により年収3分の1以上の金額の借入れ不可
カード カードのデザインがシンプルで持ちやすい 誰にも知られず受け取れる
借入・返済方法 借入・返済共に来店不要
スマホやコンビニで可能
来店不要
アイフル店舗他提携CD/ATM、コンビニで返済可
インターネットからの返済手数料 無料(要Pay-easy対応口座) なし
店頭窓口からの返済手数料 無料 無料
口座引落による返済手数料 無料 無料
銀行振込による返済手数料 振込手数料利用者負担 振込手数料利用者負担
ATMからの返済手数料 アコムATM以外は1回108円~216円 アイフルATM以外は1回108円~216円
貸付対象者 20歳以上、安定した収入があること 満20歳以上定期的な収入と返済能力を有する方
かつ、当社基準を満たす方
有人店舗数 39 25
自動契約機設置数 1065(むじんくん) 625
自社ATM数 59000 500
提携CD/ATM一覧 三菱東京UFJ銀行
三井住友銀行
セブン銀行
ローソンATM
イオン銀行
ゼロバンク
E.net
熊本銀行
親和銀行
第三銀行
東京スター銀行
西日本シティ銀行
広島銀行
福岡銀行
北海道銀行
北陸銀行
八十二銀行
クレディセゾン
■借入・返済ともに可能
セブン銀行
イオン銀行
三菱東京UFJ銀行
西日本シティ銀行
ローソンATM
E.net
親和銀行
■借入のみ可能
福岡銀行
熊本銀行
■返済のみ可能
Famiポート
LAWSON Loppi
返済シミュレーション 公式サイト上で返済シュミレーションができる 公式サイト上で返済シュミレーションができる
スマホアプリ iPhone/Android アプリなし
ケータイサイトあり(http://aiful.jp)
レディースキャッシング なし 女性専用カードローン「SuLaLi」
おまとめローン 賃金業法に基づく借換え専用ローン アイフルかりかえMAX・アイフルおまとめMAX
ビジネスローン ビジネスサポートカードローン 事業サポートプランの不動産担保ローン
おすすめポイント 融資までのスピードが早い
最大30日間金利0円で初めての利用におすすめ
申込数ランキング2位
即日借入可能
アコムACマスターカードは国内・海外ともに使えるMasterCardとしてのクレジットカード機能アリ
融資までのスピードが早い
月々の返済金額が安い(最低返済金額4000円)
まとめプランが総量規制の対象にならない
即日借入可能
連絡はSMS、カードのデザインがオシャレ
公式サイト アコムの公式サイトはこちら アイフル公式サイトはこちら

会社概要・知名度対決

△DRAW アコム
アコムは1978年から続く三菱UFJフィナンシャルグループに属する消費者金融になります。知名度も高く、消費者金融=アコムという考えの方もいるのではないでしょうか。それほどまでに知名度の高さも保有していると思います。三菱系列ということで、安心して借入しやすいのではないかと思います。

△DRAW アイフル
アイフルは東証一部の株式会社であり、他の有名な消費者金融と異なり、独立企業となります。こちらも1978年から続いていますが、グループ営業ではないので不安に思う方も多いでしょう。しかし、業績は数年間伸びている人気の消費者金融でもあります。また、グループでないがゆえに、ほかでは受けてもらえなかった融資もアイフルであれば可能といったケースもあります。以上のことから、どちらも良い企業であることがわかりました。

店舗数・ATM対決

◯WIN アコム
現在アコムは店舗が全国に39店舗あります。全国に39店舗なので都道府県によってはアコムの店舗がない県もありますが、それほど店舗に行くこともないでしょう。

その理由は、無人契約機が多く設置されているからです。この無人契約機「むじんくん」は全国各地に1000箇所以上設置されており、年中無休(設置している無人機によります)で8時~22時まで営業しています。土日祝日も営業していることから、いつでも契約ができる状態になっているのは大変ありがたいですね。

またアコムATMの数も多く、(毎週月曜日の1時~5時は点検で利用不可)24時間利用料無料でカードを利用できます。このATMは多くがむじんくんに併設されており、947箇所は24時間営業されています。カードがあれば深夜のキャッシングであっても可能となります。

提携ATMも三菱東京UFJを始めイオン銀行、セブン銀行、ローソンATMなど多いので返金もしやすいのがありがたいですね。また、提携ATMであれば返金時に手数料が取られてしまいますが、ネットバンクの楽天銀行であれば24時間振込キャッシング対応かつ振込手数料が0円ということで、大変お得になっています。ここはアコムの大きな強みです。

×LOSE アイフル
アイフルの店舗数は25店舗、自動契約機は625箇所あります。全体的にアコムよりはやはり少ないですね。この自動契約機はアコム同様、年中無休の8時~22時までの営業となっています。

しかし、アイフルATMが全国に500大程度ということは、返金するのにやや手間取ってしまうといった不安があります。提携ATMで返金する場合は手数料が掛かってしまうので、返金の度に108円、216円(1万円を超えた場合)がかかってくるのは痛手です。

提携ATMも三菱東京UFJを始めイオン銀行、セブン銀行、ローソンATMなど多いですが、他の消費者金融よりはやや少ない印象です。しかし、コンビニATMは揃っているので十分ではあるかと思います。ATMの数や無人契約機の数から、ここはアコムの勝利です。

商品・サービス対決

×LOSE アコム
まず、アコムの借入条件は20歳~69歳までの方で、パート・アルバイト・派遣社員の方であっても収入があれば可能です。収入があれば学生・主婦でも可能です。実質年利は4.7%~18.0%、借入額は1万円からとなっており、最高借入限度額は500万円ですが、総量規制により年収の1/3までとなっています。

収入証明書はアコムでの借入額が50万円を超える場合、もしくは他社の借り入れ総額と合わせて100万円を超えてしまう場合のみになります。サービスとして、初めてアコムから借入した場合、契約日の翌日から30日間は返済に利息のかからない「30日間無利息サービス」を行っています。

もう1つサービスで挙げるとすれば、59歳以下の方であればACマスターカードを作成することができます。こちらのカードはリボ払い専用のクレジットカードとなっていますので、必要な方は一緒に申し込みができるようになっています。

また、借り換えにおいては「借り換え専用ローン」があります。1万円~300万円となっており、返済回数は2~162回となっています。実質年利は7.7%~18.0%(借入限度額1万~100万円までは7.7%~18.0%、100万~300万円までは7.7~15.0%)となっています。

◯WIN アイフル
アイフルの借入条件は20歳~69歳までの方で、パート・アルバイト・派遣・出向・嘱託社員の方であっても収入があれば可能です。アコム同様、収入があれば学生・主婦でも借入可能です。実質年利は4.5%~18.0%とアコムよりはやや借入利率が安くなっています。借入額は1万円から、最高借入限度額は500万円ですが、こちらも総量規制により年収の1/3までとなっています。

収入証明書はアコムでの借入額が50万円を超える場合、もしくは他社の借り入れ総額と合わせて100万円を超えてしまう場合、そして前回収入証明書を提出してから3年以上経過している方となっています。アイフルでも初回利用の方、またはキャッシングローンを利用する方は「30日間利息0円サービス」を行っています。契約日の翌日から30日間は無利息となります。

アイフル独特のサービスというと、WEB契約後のカードの配達時間を選ぶことができる「えらべーる」があります。こちらは、家族に見つかることなくカードを受け取ることが可能なので、借入したことを秘密にしたい方にはおすすめです。また、職場連絡も場合によってはありません。アイフルに「在籍確認は電話以外でお願いしたい」と伝えておくと、給与明細や健康保険証で免れることができるのです。アイフルは秘密主義の方向けの消費者金融と言えるでしょう。

そのほか、借り換えに関してはアイフル利用者専用「おまとめMAX」と「かりかえMAX」があり、500万円まで低金利での借り換えができます。返済回数は120回までです。「かりかえMAX」の金利は12.0%~17.5%となります。「おまとめMAX」であれば金利は12.0%~15.0%です。僅差ではありますが、配達時間の選べる「えらべ~る」や職場連絡なしなどがあることから、内緒で借入できるサービスが良いのはアイフルだと思われますので、ここはアイフルの勝利です。

レディース対決

△DRAW アコム
アコムにはレディースローンがあります。電話窓口は女性のみとなっている、相談もしやすいので女性はレディースローンでの電話をおすすめします。

△DRAW アイフル
レディースアイフルでは女性専用の電話対応窓口があります。こちらもアコム同様、女性にはおすすめの申し込み先です。

審査スピード対決

◯WIN アコム
審査スピードは業界最速とも言われています。最短審査は30分で可能で振込キャッシングまでが非常に速いと有名です。振込の場合、契約は平日の14時までに負えないといけませんのでご注意ください。また、即日カード融資であれば審査回答の時間内の9時~21時までであれば可能です。時間に余裕はあったほうが良いですが、アコムは最速と言われるだけあって非常に速いと口コミでも好評です。ここは業界最速をうたっているアコムの勝利です。

×LOSE アイフル
審査スピードは最短30分と言われていますが、長い場合は1~2時間かかることを想定しておきましょう。また、現金での振込キャッシングは平日の14時までであり、自動契約機でのカード発行であれば土日祝日でも即日融資が可能です。この場合は事前にネットや電話での申し込みが早いでしょう。

結局どっちがいいのか?

対決項目 アコム アイフル
会社概要・知名度
店舗数・ATM ×
商品・サービス ×
レディース
審査スピード ×
合計ポイント WIN:2
LOSE:1
DRAW:2
WIN:1
LOSE:2
DRAW:2
総合結果 ◯WIN ×LOSE

アコムとアイフルでは似ているようで、よく調べてみるとメリットが違うのがわかります。全体的に見て、おすすめはアコムです。その理由は2つです。まず1つ目はアコムATMの多さです。

全国に1000代以上あることから、借り入れのしやすさはもちろん、返済のしやすさもナンバーワンであることがとても良いと思います。

返金の際の手数料が毎度かかってしまうと、それだけで返済利率以上の金額がかかってしまいます。ここは、返済に手数料の取られない自社ATMがあることや楽天銀行からの返済がお得です。

そして2つ目は審査の時間の速さです。審査の時間が長く掛かってしまうと、欲しい時にお金が手に入らない、キャッシングできないなどの問題が発生します。こういった不安の少ないアコムがおすすめです。

しかし、アイフルは借り入れを家族や職場に秘密にすることができるといったメリットもありますので、一長一短でもあります。ご自身に合った借り入れをしましょう。

会社概要

商品名 アコム アイフル
販売事業者名 アコム株式会社 アイフル株式会社
所在地 東京都千代田区丸の内二丁目1番1号 明治安田生命ビル 京都市下京区烏丸通五条上る高砂町381-1
ホームページ http://www.acom.co.jp/ http://www.aiful.co.jp/
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