SuicaとPASMOの交通系電子マネーを比較対決

このエントリーをはてなブックマークに追加
post-4

SuicaやPASMOといった交通系電子マネーにもクレジットカード付帯のものがあります。

普通の電子マネーカードでは特に違いはないのですが、クレジットカード付きになるといろいろお得な点がありますので、二つを比較対決でご紹介します。

年間費、乗車ポイントやオートチャージ、定期券購入時のポイント率などを徹底比較。利用する鉄道によってどっちがお得か変わってきますので、ぜひ確認してください。

SuicaとPASMOの比較表

Suica PASMO
種類 「Suica定期券」
「My Suica(記名式)」
「Suicaカード」
「無記名PASMO」
「記名PASMO」
「PASMO定期券」
「一体型PASMO」
購入方法 ・「My Suica(記名式)」「Suicaカード」
Suicaエリア内にあるJR東日本の駅の多機能券売機、みどりの窓口にて購入。
・「Suica定期券」
Suicaエリア内にあるJR東日本の駅の指定席券売機、多機能券売機、みどりの窓口で購入。モバイルSuicaでも購入できる。
・「PASMO」
窓口、券売機にて購入。
・「PASMO定期券」
定期券発売窓口、券売機にて購入。
モバイルサービス ・Suicaと携帯情報端末がひとつになった「モバイルSuica」
・新幹線(東北・山形・秋田・北海道・上越・北陸新幹線)にチケットレスで乗れる「モバイルSuica特急券」
相互利用 Kitaca、PASMO、TOICA、manaca、ICOCA、PiTaPa、SUGOCA、nimoca、はやかけん、icsca、odeca Kitaca、Suica、manaca、TOICA、PiTaPa、ICOCA、はやかけん、SUGOCA、nimoca
現金チャージ 現金により上限20,000円まで入金(チャージ)可能。 20,000円に達するまで何度でもチャージ可能
オートチャージ機能 あり あり
再発行手数料 510円 510円
払戻手数料 220円 事業者により異なる
預り金(デポジット) 500円 500円
紛失時の保証 紛失したカードの利用を停止し、入金(チャージ)残額や、「Suica定期券」は定期券部分を保証。 紛失の手続きが完了した時点での残額、定期券、オートチャージサービス機能は、再発行したカードに引き継がれる。
キャンペーン 「モバイルSuicaで東京モノレールに乗ろう!」キャンペーン
2016年9月1日(木)~10月31日(月)
キャンペーン対象期間中、モバイルSuicaでJR東日本の駅と東京モノレールの羽田空港各駅を浜松町経由で利用すると、抽選でモバイルSuicaチャージが当たる。
ポイントサービス 「Suicaポイントクラブ」
・年会費無料
・コンビニ/スーパー/自販機/食事などでポイントが貯まる
・たまったポイントはSuicaにチャージして利用可能
「ToKoPo」
記名式PASMOで都営の交通機関に乗るたびにポイントがたまる。1ポイント1円として、10ポイント単位でPASMOにチャージ可能。
入会費・年会費無料。
グリーン券の購入 可能 可能
新幹線の利用 「Suica FREX定期券」「Suica FREXパル定期券」では、東京~那須塩原・上毛高原・上越妙高間、郡山~古川間、長岡~新潟間で新幹線の利用が可能。
ネット決済 ネットショッピングの決済を、Suicaで行うことができる。
SF履歴確認 Suicaマーク表示のある「自動券売機」「多機能券売機」で、履歴(利用明細)が直近の利用分最大20件まで表示される。 駅の券売機やバス営業所等で、履歴として直近20件まで表示・印字することができる。
(一部の鉄道事業者では、直近26週間以内の最新100件までの表示・印字が可能)
公式サイト Suicaの公式サイトはこちら PASMOの公式サイトはこちら

導入時期・発行枚数対決

◯WIN Suica
2001年にJR東日本が自社線専用のICカードシステムとして導入しました。システムはソニーが開発した非接触型ICカード「FeliCa」を採用しています。発行枚数は2015年10月時点で約5,750万枚になります。

×LOSE PASMO
2007年に株式会社パスモが、関東の私鉄、地下鉄、路線バスを中心に非接触型ICカードとして導入しました。
導入直後は、PASMO定期券以外の販売を一時停止するほどの売れ行きを記録しました。発行枚数は2015年10月時点で約2,350万枚です。

種類対決

◯WIN Suica
Suica定期券、記名式Suica、無記名のSuicaカードの3種類ですが、Suica定期券と記名式Suicaにはこども用もあります。その他にも、Suicaと携帯電話が一つになった「モバイルSuica」やクレジットカードと一緒になったSuicaなどがあります。

モバイル対応している交通系電子マネーカードは今のところSuicaだけとなっています。いつでもチャージができ、利用状況も確認できるとても便利なサービスになっています。

×LOSE PASMO
PASMO定期券、記名式PASMO、無記名のPASMOがあり、こちらも定期券と記名式にはこども用があります。
Suicaと同じく、クレジットカードと一体型になったPASMOもありますが、モバイル型のPASMOはありません。

使えるエリア対決

△DRAW Suica
首都圏エリア、SAPICAエリア(札幌)、TOICAエリア(JR東海)、manacaエリア(名鉄、名古屋市)、ICOCAエリア(JR西日本)、PiTaPaエリア(関西)、SUGOCAエリア(JR九州)、nimocaエリア(西鉄等)、はやかけんエリア(福岡市)で相互利用ができます。

仙台、新潟エリアは、利用の多い駅はSuica対応になっていますが、対応していない駅もあるので、そちらの方面に行くときは確認した方がいいでしょう。

△DRAW PASMO
Suicaと同じエリアで使うことができます。首都圏エリア、Kitacaエリア(JR北海道)、manacaエリア(名鉄、名古屋市)、TOICAエリア(JR東海)、PiTaPaエリア(関西)、ICOCAエリア(JR西日本)、はやかけんエリア(福岡市)、nimocaエリア(西鉄等)、SUGOCAエリア(JR九州)で相互利用ができます。仙台、新潟エリアもSuicaが対応していればPASMOも使うことができます。

以前はSuicaの方が利用できる地域が多く、かなりの差がありましたが、2013年3月から相互利用が可能になったので、今では利用できる地域に差はなくなりました。

チャージ方法対決

◯WIN Suica
自動券売機、多機能券売機、乗り越し精算機、クレジットカードの登録とFeleCaポートが必要ですがパソコンでも20,000円までチャージができます。また、Suica付きクレジットカードやビューカードとリンクさせると一定の金額よりも残高が低くなった時は、自動改札機を通った時に自動でチャージされるオートチャージサービスがあります。

×LOSE PASMO
駅の券売機、チャージ機、バス車内、お店などで20,000円までチャージできます。また、PASMO付きクレジットカードだと、残高が少なくなった時は自動改札機を通った時に自動でチャージされるオートチャージができます。

PASMOは直接行ってチャージしなければいけなく、バスやお店でチャージする際は乗務員や店員さんに声をかけなくてはいけません。Suicaのようにパソコンでチャージできれば、もっと便利だと思います。

ポイント特典対決

△DRAW Suica
Suicaにはポイントクラブがあり、持っているSuicaを登録するだけでポイントが貯まるようになります。コンビニ、スーパー、自動販売機、飲食店などでポイントが貯まり、貯まったポイントはSuicaにチャージしたり、TポイントやWAONポイントに交換することができます。ポイントが貯まる店や、ポイントの交換レートが違うので、詳しくは公式サイトで確認してください。

△DRAW PASMO
PASMO自体にはポイントを貯めるサービスはありませんが、PASMO付きクレジットカードにするとポイントが貯められるものもあります。

ポイントの貯まる条件はクレジット会社ごとに異なり、オートチャージすると利用額の0.5%のポイントが付くものや、提携している百貨店のポイントカードと一体化するもの、乗車するごとにポイントが貯まっていくものもあります。

貯まったポイントはPASMOにチャージしたり、百貨店などで使うことができます。クレジットカードと併用しなければポイント制度はありませんが、併用した場合は、乗車するごとにポイントが貯まるなどPASMOの方がポイントが貯まりやすく利用もしやすいと思います。

Suicaは、クレジットカードと併用していなくてもポイントが貯まるのがメリットとなりますが、クレジットカードと一体型にするならPASMOの方がお勧めです。

その他の機能対決

◯WIN PASMO
駅やバスの係員に申し出ると、チャージ残高が1,000円以下になった場合や定期券の期限が14日以内になった時に自動改札機を通ると電子音で知らせる機能を付けることができます。

さらに、子供が駅の自動改札機を通ると通貨情報がメールで送られてくる防犯サービスがあります。現在は東急電鉄と小田急電鉄、東急バスでのサービスになりますが、東急線以外の場所にはPASMOをかざすとメールが送られる専用読み取り端末があり、設置する駅が増えています。

×LOSE Suica
Suicaにもチャージ残高が1,000円以下になった場合や定期券の期限が14日以内になった場合に、改札機の応答音を変えてお知らせする機能を付けることができます。利用したい人は係員に申し出るようにしてください。

結局どっちがいいのか?

対決項目 Suica PASMO
導入時期・発行枚数 ×
種類 ×
使えるエリア
チャージ方法 ×
ポイント特典
その他の機能 ×
合計ポイント WIN:3
LOSE:1
DRAW:2
WIN:1
LOSE:3
DRAW:2
総合結果 ◯WIN ×LOSE

比較の結果、Suicaの勝利となりました。

今では改札を通るときは、ICカードを持っていないと不便を感じてしまうほど切符対応の自動改札は少なくなっています。首都圏エリアでは、ほとんどの人がSuicaかPASMOどちらかを持っているのではないでしょうか。

利用できるエリアはほとんど同じで、どちらかを持っていれば電車やバスに乗れるので、基本的にはあまり違いがないと言ってもいいと思います。

自宅や職場の最寄駅がJRか私鉄なのかで使うカードを選ぶというやり方で間違いはないと思いますが、Suicaはモバイルに対応していてチャージもパソコンでできるなど、PASMOよりも便利な面がありました。

一方、PASMOはクレジットカードと併用すると、お得にポイントが貯まったり、使える路線は限られていますが、子供が電車を利用する家庭では、防犯メールサービスはメリットが大きいのではないでしょうか。

Suicaのポイントが貯まるお店で買い物することが多い人やモバイルで使いたい人はSuicaを、クレジットカードと併用して使うならPASMOを使うというように、どちらかを使うかは用途によって決めるのをお勧めします。

本当にどちらとも差がない対決でしたが、あえて言うなら地方に行ったときにSuicaの方が使える所が多いようです。

Suicaが使えるところならPASMOも使えるという場所が多いことから、Suicaの方が先行している印象を受けました。SuicaとPASMO両方作ることが出来る人で、どっちを作るか迷っている人は、Suicaをお勧めします。

最後に、SuicaならJRをPASMOなら私鉄を利用していなければ定期券の発行はできません。つまり、私鉄だけを利用している人はSuicaの定期券は発行できず、反対にJRだけを利用している人はPASMOの定期券は作ることが出来ません。

また、私鉄を間に挟んだ乗り方をしている(JR-私鉄-JRなど)人はPASMOを、JRを間に挟んだ乗り方をしている(私鉄-JR-私鉄)人はSuicaの定期券を作ることができないので注意してください。

会社概要

商品名 Suica PASMO
販売事業者名 東日本旅客鉄道株式会社 株式会社パスモ
所在地 東京都渋谷区代々木二丁目2番2号 東京都新宿区西新宿三丁目2番11号
ホームページ http://www.jreast.co.jp/suica/ http://www.pasmo.co.jp/
このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク
スポンサーリンク

SNSでもご購読できます。