黒川温泉と有馬温泉を比較対決

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露天風呂に入る女性

熊本県の黒川温泉と兵庫県有馬温泉を比較対決。

風情漂う黒川温泉は温泉巡りができる入湯手形があり大人気です。

一方有馬温泉は太閤秀吉が好んだことで有名な温泉。

それぞれの泉質や湯量、旅館の情報、周辺の観光スポットなどをまとめています。

どちらも日本で有数のおすすめ温泉地。ぜひ体を休めに、美肌のために、旅行に行ってみてくださいね。

・黒川温泉
http://www.kurokawaonsen.or.jp/

・有馬温泉
http://www.arima-onsen.com/

歴史対決

◯WIN 有馬温泉
7世紀に第34代舒明天皇や第35代孝徳天皇が入浴を楽しんだという記録が日本書紀の「舒明記」にあり、日本最古の温泉とも言われています。豊臣秀吉も何度も有馬に訪れ、温泉や周辺の改修を行いました。草津温泉(群馬)、下呂温泉(岐阜)と並び日本の三大名湯と言われています。

×LOSE 黒川温泉
黒川温泉で一番古い宿の「御客屋」は1722年に肥後細川藩の御用宿として作られ、創業300年の歴史があります。当時は黒川の他に、宮原、杖立、田の原でも「御客屋」という名前の宿がありましたが、今でもこの名前で旅館をしているのは黒川だけになりました。創業300年も古い歴史と言えますが、有馬温泉と比べてしまうと1世紀の差があります。

泉質対決

◯WIN 有馬温泉
環境省が療養泉「治療の目的に供しうるもの」として指定している9つの主成分のうち、単純性温泉、二酸化炭素泉、炭酸水素塩泉、塩化物泉、含鉄泉、硫酸塩泉、放射能泉の7つの成分が含まれています。多くの種類の成分が含まれているとても珍しい温泉です。有馬温泉には、含鉄ナトリウム塩化物強塩高温泉が主成分で、お湯の色が茶褐色に見える「金泉」と、二酸化炭素泉が主成分で、無色透明の「銀泉」があります。金泉は80℃以上の高温ですが銀泉は源泉の温度が低いため加温しています。

×LOSE 黒川温泉
黒川温泉は、宿ごとに違う成分の温泉を持っていたり、1つの宿が数種類の泉質を持っていたりと様々な成分の温泉を楽しむことができます。主な泉質は、弱酸性単純泉、硫黄泉、炭酸水素塩泉、弱アルカリ塩泉、ナトリウム塩化物泉、硫酸塩泉の6種類で、複数の泉質がわいている珍しい温泉地です。

効能対決

◯WIN 有馬温泉
冷え症、腰痛、筋・関節痛、末梢血行障害、感染性皮膚疾患や慢性湿疹、各種アレルギー性皮膚疾患、じんましん、傷、やけど、高血圧症、末梢動脈閉塞性疾患、機能性動脈循環障害、機能性心疾患、リウマチ疾患、機能性不妊症、自律神経系障害、慢性通風、更年期障害、気管支性ぜんそくなど。7種類もの療養泉の成分が入っているので、多くの疾患の改善が期待できます。

×LOSE 黒川温泉
神経痛、筋肉痛、関節痛、冷え症、慢性皮膚病、慢性婦人病、切り傷、糖尿病、高血圧症、動脈硬化症、美肌効果、やけど、慢性消化器病、疲労回復など。黒川温泉には、肌がツルツルになる「美人の湯」、疲労回復の「癒しの湯」、子宝に恵まれると言われる「子宝の湯」があるので、違いを楽しみながら温泉に入るのもお勧めです。

宿の数対決

△DRAW 黒川温泉
黒川温泉観光旅館協同組合に入っている宿は29施設あります。その中の25施設に露天風呂が付いています。自然の景観を楽しめる露天風呂や、深さ1.5メートルある立ち湯、日本の名湯百選に選ばれた滝の湯など、いろいろな種類の温泉に入ることができます。全室に専用露天風呂が付いている旅館もあり、ゆっくりと温泉を楽しむことができます。

△DRAW 有馬温泉
有馬温泉観光協会公式サイトに掲載されている宿は、黒川温泉と同じ数の29施設です。露天風呂が付いているのは18施設です。子供からお年寄りまで楽しめる施設から、落ち着いた雰囲気で13歳未満の子供はNGなハイクラスな施設など、その人に合った宿を選ぶことができます。「高級料亭旅館」をうたっている「欽山」は食事だけではなく接客にも力を入れ高い質のサービスを徹底した結果、ミシュランガイドに2年連続で掲載された実績を持ちます。

交通アクセス対決

◯WIN 有馬温泉
兵庫県神戸市にあり、大阪から電車でも車からでも約1時間、京都から1時間半、姫路からも1時間半と関西エリアからなら、それほど時間がかからずに行くことができます。車・バス・電車でも行きやすく交通の便がとても良いので、日帰り旅行でも楽しむことができます。

×LOSE 黒川温泉
九州の北部中心くらい、熊本県阿蘇郡の山間部にあるので電車でも最寄駅と呼べる駅はなく、車で行くのが一番便利です。バスもありますが、便数は少なめなのでよく確認することが必要です。公式サイトでも公共交通機関の利用は向いていないと書いてあるので、交通の便は良くありませんが、常に全国1~2位を争う人気の温泉となっています。

観光対決

△DRAW 黒川温泉
山間部にあるので、自然豊かな観光スポットが多いです。CMのロケ地として有名になった鍋ヶ滝は、幻想的な雰囲気があり正面からだけではなく、裏に回って内側から滝を見ることができます。その他にも落差49mの迫力ある下城滝や、森林浴やバードウォッチング、紅葉狩りが楽しめる清流の森など、自然の中でリフレッシュできる観光スポットが多いです。

△DRAW 有馬温泉
有馬温泉は神戸市内にあるので、少し行けば都会的な観光スポットが楽しめるだけでなく、自然を楽しめる観光スポットもあります。有馬温泉のシンボルにもなっている「ねね橋」は豊臣秀吉の正室だった「ねね」の像が建っていて、赤い欄干が特徴的です。その他にも六甲山と有馬温泉を結ぶ六甲有馬ロープウェイや宝塚大劇場、手塚治記念館などで楽しむことができます。

まとめ:黒川温泉と有馬温泉、結局どっちの方が良いのか?

黒川温泉と有馬温泉は、人気が高い温泉地でどちらも風情があり、ぜひ行ってみたいと思える場所でした。

有馬温泉は、神戸市内にあるので交通の便が良く、関西方面からなら日帰りでも楽しめる温泉地でした。また、日本三大名湯の中の一つで歴史も古く泉質の種類も豊富です。どこの温泉に行こうか迷った時は、有馬温泉に行っておけばハズレはないと思いました。

黒川温泉は、交通の便はいいとは言えませんが、それでも全国1、2位を争う人気の温泉地です。09年版のミシュラン・グリーンガイド・ジャポンでは温泉地としては異例の二つ星で掲載されています。
泉質も6種類と豊富で宿ごとに温泉の成分が違うので、いろいろな温泉に入ることができます。その時には1枚1,300円の入湯手形を買うと3ヶ所の露天風呂に入ることが出来るので便利です。

しかし黒川温泉は、2016年4月に起きた「熊本地震」で大きな被害を受けていて、営業を休んでいるところや、被災者のために無料開放している温泉もあります。今の時点では黒川温泉に行くことはお勧めできませんが、落ち着いた頃に行けば、少しでも復興の役に立つのではないでしょうか。

今回の勝負は、とてもいい勝負で甲乙つけがたいものでしたが、これからの復興に期待を込めて「黒川温泉」を勝者としたいと思います。

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