電車通勤や通学の時、定期券と回数券どちらがお得か比較対決

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電車通勤や電車通学の場合、定期券と回数券はどちらがお得かを比較対決。

定期券は月単位で購入するので、一定の回数乗らなければ元をとることができません。自分の仕事や学校の授業が月に何日あるのか、それによってどちらがお得か変わってきます。

通学定期は割引率が高いですし、途中下車や遊びに行く時にも使えるので定期券が便利かもしれませんが、通勤定期はしっかり考えて購入することがおすすめです。

万が一紛失してしまった場合、どちらの方がいい?

◯WIN 回数券 
一般的な普通回数券は、11枚綴りの物が普通運賃の10倍の価格で販売されています。つまり簡単に言うと、10枚分の値段で11枚付いてくるので1枚分がお得になっていると言うわけです。(注:事業者によっては枚数や販売額が異なる場合があります。)

この回数券を万が一紛失してしまった場合、残念ながら補償はされません。定期券と比較した場合金額的に少なめであるという点ではこちらの方が損失は少ないですが、なるべく紛失しないように気を付ける必要があります。

×LOSE  定期券 
定期乗車券は、券面記載経路を普通乗車券で有効期間内に1日1往復する場合の額よりも安価に設定されています。有効期間は発行する事業者によって異なりますが、一般的には1か月分・3か月分・6か月分として発行されます。また通学定期券に限り1学期・2学期・3学期の区分で発売している事業所(学期定期券)もあります。

この定期券を万が一紛失してしまった場合、紛失用の届を提出し本人の元に戻る場合もありますが、基本的には紛失した場合の補償はありません。1か月分としても回数券と比較すると高額である場合が多く、損失は大きいと言えるでしょう。

紛失しないように気を付けなければいけません。ただしこれは通常の「磁気定期券」に該当する事で、徐々に広がりつつある「IC定期券」では一般的に紛失した場合の再発行が可能です。

公的証明書等とともにデジポット(預り金)と手数料を支払い、所定の手続きをすると新しく発行された物に残額等が引き継がれる仕組みです。(※再発行後に元のカードが見つかった場合、元のカードは使用不可となります。)

有効期間内に沢山乗車する場合どちらがお得?

◯WIN 定期券 
定期券は通常決められた期間(1か月分・3か月分・6か月分等)内であれば、何度でも利用する事が出来ます。

割引率は発行する事業所により異なりますが、基本的には約13~17往復(注:購入した期間により異なります)以上利用する場合には、通常の乗車券を購入するよりもお得になる事が多いです。逆にそれ以下の利用の方にとっては負担の方が多くなってしまいます。

×LOSE  回数券 
回数券は有効期間内であればいつでも使いたい日に使用する事が出来ます。不足した場合はその都度購入する事になります。

1か月毎の利用する頻度があまり多くない方には非常にお得になりますが、使用頻度の多い方には購入頻度の手間を考えてもそれほどお得とは言えないでしょう。その場合は定期券を検討する方がよいと言えるでしょう。

利用区間内で、改札を一旦出る場合はどちらがお得?

◯WIN 定期券 
定期券の場合、券面記載経路内であれば自由に改札を出る事が可能です。再び乗車する場合には通常通りで、それ以外の負担はありません。この点は非常に便利で定期券を購入する上で大きなメリットと言えるでしょう。

×LOSE  回数券 
回数券は、「通常の乗車券をまとめて購入する代わりに割引がつく乗車券」と考えるのが一般的な為、途中で改札を出た場合には次に乗車する時には、その駅からの乗車券を別途購入するかもしくは今ある回数券の1枚分を使用する事になります。どちらにしても途中で下車する事は損失と考えられる為、なるべくしない方がよいと言えるでしょう。

誰でも購入出来る?また誰でも使用出来る?

◯WIN 回数券 
回数券は列車の営業キロ数や種類等にいくつかの条件がありますが、それ以外は基本的に誰でも購入する事が出来ます。また購入した回数券についても複数人で使用する事が可能です。

×LOSE  定期券 
定期券は、原則「券面記載氏名」の本人のみが有効(使用する事が出来る)とする記名式が一般的です。(注:事業者によっては乗車時の所有者であれば誰でも有効とする持参式を設定しているところもあります。)

これは主に通勤目的の為に誰でも任意の区間を購入する事が可能で、通勤証明書などの提示も必要ありません。また小児用の通勤定期乗車券もありますが、これは学習塾や病院に通う際に利用される事があります。

この他児童・生徒・学生の通学の為の定期乗車券がありますが、これは購入時に通学を証明する通学証明書の提示が必要です。通勤用の定期券と比べると運賃が安く、その為細かい条件が幾つか設定されています。

使い切る前の払い戻しがお得に出来るのはどっち?

△DRAW 定期券 
定期券は月単位の契約の為、払い戻しも月単位となります。その月に1日でも使用した場合には1か月分使用した事になる為、申請時期にも注意が必要と言えるでしょう。

実際に払い戻される金額は、購入金額から使用月数分の定期運賃と払い戻し手数料を差し引いた金額となります。また払い戻しの際には身分証明書・印鑑等が必要となります。

△DRAW 回数券 
回数券は1冊ごとに払い戻し手数料が必要となります。実際に払い戻される金額は、購入金額から使用金額と払い戻し手数料を差し引いた金額となります。

通常回数券の使用有効期限は3か月ある為、前もって複数冊購入しておくと便利ではありますが、払い戻しが必要となる際には1冊ごとに手数料がかかってしまう為、あまり一度に多くを購入しておく事は避けた方がよいでしょう。また払い戻しの際には身分証明書・印鑑等が必要となります。

まとめ:実際に使用する場合に使いやすいのはどっち?

◯WIN 定期券 
定期券は、あらかじめ長期間分購入しておくと、その期限内であれば紛失しない限りいつでも使用する事が出来ます。朝の通勤ラッシュ時のように込み合う時には大変便利と言えるでしょう。

更にIC定期の場合には、改札時もかざすのみで通過出来る為更に使いやすいと言えるでしょう。また乗り越しの際にもあらかじめチャージしておけばその都度追加の支払いを要求されることもない為、とにかく忙しい時には手軽と言えるでしょう。

×LOSE  回数券 
回数券は、基本的には通常の切符と同様の使い方となります。到着駅の改札を通るまで紛失しないように気を付けなければいけません。

朝の通勤ラッシュ時にはICカードのように手軽に通過出来る場合と比較すると多少不便さを感じると言えるでしょう。更にまとめて購入している為、使い切るまでの保管をきちんとしないと紛失等で損失が出てしまいます。

結局どっちがいいのか?

対決項目 定期券 回数券
紛失してしまった場合 ×
有効期間内に沢山乗車する場合 ×
利用区間内で、改札を一旦出る場合 ×
誰でも購入・使用できる ×
払い戻し
合計ポイント WIN:2
LOSE:2
DRAW:1
WIN:2
LOSE:2
DRAW:1
総合結果 △DRAW △DRAW

定期券と回数券の比較の結果、ドローとなりました。通学の際に電車やバス等を使用する場合、通学用の定期券を購入するのが最も望ましいでしょう。発行の際には通学証明書の提示が必須であったり、通学用の経路は最短とする駅でなければいけなかったりといくつかの細かい条件はあります。

その分通勤等に使用される通常の定期券よりもはるかに割引率が高く、運賃が非常に安いと言ったメリットがあります。また学生である為、度々購入しなければいけない手間を考えると回数券はお勧めできません。

では通勤の際はどうかというと、1か月あたりの利用日数がどの位になるかと言うのが、最大のキーポイントとなるでしょう。

通常勤務で週5日ほどの勤務形態であればほぼ定期券の利用がよいと言えますが、パート・アルバイト等で出勤日数が極端に少なく、更に仕事等以外でその駅の利用がほぼないなどの場合は、回数券の方が割安と言えます。

回数券の場合事業所によっては取り扱いのない場合もありますが、「時差回数券」や「土休日割引回数券」を取り扱っている場合があります。

「時差回数券」は平日の昼間(※10時~16時が一般的)や休日(※土日祝日等終日可)に利用する事が多い人を対象にしたもので、普通運賃の10倍の価格で12枚付いてきます。

「土休日割引回数券」は休日(※土日祝日等の終日可)のみ利用する人を対象にしたもので、普通運賃の10倍の価格で14枚付いてきます。

出勤日数が少なく時間帯も少ない方にはこのタイプがお薦めと言えるでしょう。このように通学・通勤による定期券はその利用頻度の多い方にとって割安に設定されています。

またICタイプの定期券はケース等に入れたままかざす事が出来る為改札時の手間が非常に軽くなると言う点、いちいち中身を取り出さなくていい為紛失の心配が減る点、万が一紛失してしまった場合にも再発行が可能な点等、更にメリットが多く利用者が増加しています。

そしてもう一つ最近の消費税増加に伴う切符とICカードとの誤差による運賃の違いを考慮しても、乗り越しの際にチャージのみで対応出来るなど非常に使い勝手の良い点で高評価と言えるでしょう。

通勤の場合、ある程度勤務日数の多い方には「交通費」が支給される場合が多く、この場合には利用者の使い勝手も含め「定期乗車券」として申請するのがよいと言えるでしょう。

中でも6か月分として購入すると更に割引率も高くなり、手間も少なく済む為最も望ましいと言えるのではないでしょうか。

このように様々な点を比較した結果、通学・通勤と名の付く利用の場合「IC定期券」として購入する事が最も使いやすいという結果になりました。よって軍配は「定期券」に上がりました。

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