金地金と純金積立の投資方法を比較対決

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金地金と純金積立を比較対決しました。ゴールドバーとして金の現物を購入する方法は、大金が必要ですし、価格の変動を受けやすいのでリスクが高い投資方法です。

盗まれないように保管方法も悩みどころ。一方純金積立は小額から積み立てられるので初めてでも取り組みやすい投資です。どちらがお得なのかをまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

投資額対決

◯WIN 純金積立
純金積立は毎月決まった額の金を買って積立てていくもので、月1,000円から始めることができます。

積立額を決めて申し込めば、あとは毎月自動的に口座から引き落とされるので手間もかからずに簡単に始められ、確実に金を積み立てていくことができます。

×LOSE 金地金
いわゆる金の延べ棒と言われるもので、バーのサイズは5g、10g、20g、50g、100g、500g、1kgが基本になっています。

一番小さい5gを購入した場合、2016年5月時点だと1gあたり4,500円くらいなので4,500円×5gで最低でも22,500円の資金が必要です。

1番小さいサイズでも数万円必要で、もっと大きいものを購入する場合は数十万円~数百万円単位の資金が必要になります。金地金は資金に余裕がある人でなければ、始めるのは厳しいかもしれません。

取扱い会社対決

◯WIN 純金積立
三菱商事や住友商事などの商社、住友金属鉱山や三菱マテリアルなどの鉱山会社、田中貴金属工業などの貴金属商、エース交易などの商品先物業者、など金を取り扱っている会社で積立てることができます。これらの業者の他に、銀行や証券会社、デパートやJAでも申し込みが可能です。

この他にも純金積立を取り扱っている会社がありますが、「日本金地金流通協会」の加盟会社の方が安心度は高いので、よく調べてから申し込むようにしましょう。

×LOSE 金地金
金地金も金を取り扱っている商社や鉱山会社、商品先物業者、貴金属商などで購入することができます。地方銀行でも扱っているところがありますが、証券会社では購入することが出来ません。

金地金を扱っている業者+証券会社、JAなど=純金積立を扱っている業者という感じでしょうか。金地金を購入の際も、「日本金地金流通協会」に加盟している店を選ぶようにしましょう。

防犯対決

◯WIN 純金積立
購入した金は、購入会社に預けることになっていて、現金が必要な時に売却して現金化したり、同等価値の金地金やコイン、ジュエリーと交換することができます。自分で持つことはないので、盗難や紛失の心配もなく安心です。

×LOSE 金地金
購入したゴールドバーを見ていたいと思いますが、自宅に保管するなら最低でも金庫が必要です。しかし、この金庫ごと盗まれてしまう可能性もあるので自宅での保管はお勧めできません。保管料はかかりますが購入した店で預かってもらうか、銀行の貸金庫に預けるのが良いでしょう。

手数料対決

◯WIN 純金積立
純金積立をする場合、購入手数料や年会費がかかります。
会社によって金額が変わるので、良く調べてから積立てをする会社を決めた方が良いです。
購入手数料は、毎月の購入金額に決まった割合を手数料としているものや、1,000円につき25円の手数料を設定しているものなどがあります。

年会費は、無料のところから初年度のみの支払い、毎年かかるところなど様々です。月3,000円の純金積立をした場合は、購入手数料と年会費を含めて、年間1,000円~2,000円くらい、月10,000円の積立だと2,000円~3,000円くらいのコストがかかります。

積立てる金額が高ければ手数料も高くなりますが、金地金と比べると純金積立の方が手数料は抑えられるように感じます。

×LOSE 金地金
500g未満のゴールドバーだと購入する時にバーチャージという手数料が発生します。
購入する会社によって手数料が変わり、一般的には重量が重くなるほど手数料も高くなります。

例えば、住友金属鉱山は5g~100g/1,785円、三菱マテリアルは5g~20g/3,240円、100g/5,400円、田中貴金属工業は5g~20g/4,320円、50g/8,640円、100g~300g/16,200円です。

会社によって金額もかなり差があるので、購入する前によく調べるようにしましょう。また、バー1本あたりに手数料がかかるので100gのバーを5本買うなら500gのバーを購入した方が手数料はかからず、お得になります。

金地金はこの他にも自宅で保管するのは危ないので、購入した店や銀行の貸金庫に預けるなどの保管料がかかります。

購入した店だと保管料はだいたい5kgで年間5,000円くらい。銀行の貸金庫だともう少し高くなります。

結局どっちがいいのか?

対決項目 金地金 純金積立
投資額 ×
取扱い会社 ×
防犯 ×
手数料 ×
合計ポイント WIN:0
LOSE:4
DRAW:0
WIN:4
LOSE:0
DRAW:0
総合結果 ×LOSE ◯WIN

株式などは会社が破綻してしまった時には、その価値がゼロになってしまいますが、金は値段の波はあるものの、そのものの価値がゼロになることはないので、確かな資産として人気は高いです。

資産としての魅力があるのはわかりますが、値段が高いため簡単には購入できるものではありません。しかし、純金積立なら月1,000円からの投資が可能で、資金に余裕があるときは多めに積立をすることができるスポット購入が可能です。

また、月に一定額が引き落とされますが、金の値段が高い日に1回で全額買うと損をしてしまうので、毎日少しずつ買うドルコスト平均法が導入され、リスクを低くしています。

積立てた純金をゴールドバーにすることもでき、少量の場合でも手数料がかからないので、同じ量の金地金を購入するよりもお得です。同等価値の金のジュエリーと交換できるのも魅力的に思えます。

一方、金地金は1番小さいサイズを購入するのにも数万円が必要であり、500g未満だと手数料がかかります。かといって500g以上買うとなると数百万円の資金が必要になり、安全に保管するために貸金庫などを借りたら、その他にもお金がかかってしまいます。金地金は、資金に余裕がある人でなければ購入は難しいと思いました。

1回くらいは“金の延べ棒”を持ってみたいと思ったりもしますが、今回は少ない資金でも始められ、長く続ければ確実に金が増えていく「純金積立」を勝者とします。

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