貯金をするなら定期預金と個人向け国債のどっちがいい?比較対決

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定期預金と個人向け国債のどちらがいいかを比較対決。

国債の特徴は、買うことのできる時期が決まっていること、1万円以上から1万円単位での購入、購入後1年間は中途解約ができないということです。

しかし、変動金利の商品など定期預金にはない魅力もあります。金利などの詳細な情報をまとめていますので、お金を運用したいと思っている人はぜひ参考にしてください。

金利対決

◯WIN 定期預金
預ける金額が大きく、期間も長いと金利も高くなります。金利の設定は銀行によって変わりますが、都市銀行よりもネット銀行の方が金利は高い傾向にあります。

2016年5月時点で都市銀行の金利は、金額、期間にかかわらず年0.010%で、マイナス金利の影響か金利はとても低く設定されています。

一方、ネット銀行は、50万円以上の預かり金額で年0.1%、300万円以上預けると年0.2%の金利を設定している銀行もあります。

×LOSE 個人向け国債
3年か5年の固定金利と10年の変動金利があります。固定金利は、満期まで金利は変わらず、変動金利は半年ごとに金利の見直しがあります。

変動10年の金利の計算は、基準金利×0.66%
固定5年の金利の計算は、基準金利-0.05%
固定3年の金利の計算は、基準金利-0.03%で、最低金利保証は0.05%になっています。

2016年5月時点では、どの商品も下限の0.05%の金利が設定されています。都市銀行の金利よりは高いですが、どちらにしても今はとても金利が低いので、少しでも金利が高いネット銀行などの利用をお勧めします。

取引できる金額対決

◯WIN 定期預金
1円から1円単位で預けることが出来るので、少額で定期預金を作ることができます。しかし、利息のことを考えるとまとまった金額を預ける方がお得です。300万円以上預けると、大口定期として金利が高く設定されることが多いので、余裕がある人は300万円以上の定期預金を作るのがいいでしょう。

×LOSE 個人向け国債
個人向け国債は1万円以上1万円単位で購入することができます。
それほど高額ではないので購入しやすいと思いますが、もう少し少額から試してみたいという人には、1円単位で預けることが出来る定期預金と比べてしまうと、1万円は大きいかもしれません。

利子の付き方対決

◯WIN 定期預金
預ける期間が1ヶ月~3年未満だと、元本+利息の単利型が多いですが、3年以上は利息の分も元本として計算してくれる半年複利型が選べるようになります。

例えば、単利型は100万円を金利1%の定期預金に預けると1年後には101万円になります。複利型は、次の年に利息分の1万円を含んだ101万円を元本にして1%の金利を付けてくれます。

複利型は、増えた利息分を元本に含んで計算してくれるので、単利型よりもお得と言えます。

×LOSE 個人向け国債
個人向け国債には複利型がないので、利息の計算はすべて単利型になります。増えた利息分は、半年に1回ずつ年に2回もらうことができます。定期預金も個人向け国債も金利が高いわけではないので、すこしでもお得な複利型があった方が嬉しいです。

設定できる期間対決

◯WIN 定期預金
多くの金融機関では、1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、1年~最長で10年まで預ける期間を選べます。

ネット銀行では最短2週間からという定期預金もあります。50万円以上からなので少しハードルが上がりますが、期間は短いのに金利は高いので人気がある商品になっています。

また東京スター銀行では1週間の定期預金もあり、こちらは10万円から利用でき金利も0.02%と高いです。1週間程度なら普通預金とあまり変わらずに利用でき、しかも金利は高いのでとても魅力的な商品だと思います。

×LOSE 個人向け国債
個人向け国債は、固定3年、固定5年、変動10年の3種類になります。年単位の期間しかなく短くても3年なので、不安を感じる人も少なからずいるのではないでしょうか。もう少し短い期間が選べるようにしてもいいと思います。

中途解約時のペナルティ対決

◯WIN 個人向け国債
どの商品も1年経たなければ中途解約ができません。満期にならずに解約するときはペナルティとして、直前2回分の利子相当額×0.79685の金額が引かれて換金されますが元本を下回ることはありません。

出来れば中途解約はしない方がいいですが、直前の2回分の利息を支払うだけで解約が出来るので、もし急なお金が必要になった時でも解約しやすいかなと思います。

×LOSE 定期預金
定期預金は決まった期間お金を預けることを前提にしているので、中途解約をすると、初めに設定された金利は適用されなくなり、中途解約利率が適用されます。

銀行によって中途利率は違いますが、普通預金の金利よりも低い金利になることもあり、ほとんど金利はないのと等しくなってしまいます。解約時に利息は期待できませんが、それでも元本割れすることはありません。

安心度対決

◯WIN 個人向け国債
個人向け国債は、その名の通り「国」が発行している債権です。銀行や証券会社、郵便局などで購入できますが、購入した金融機関が破綻しても元本や利子の支払いは国が責任を持ってやってくれます。国が保証してくれるので、リスクはとても低いと言っていいでしょう。

×LOSE 定期預金
金融機関が経営破綻しても元本1,000万円と利息分までなら保証してくれます。違う銀行に口座を複数持っているときは、各銀行1,000万円まで元本保証されますが、同じ銀行に複数口座を持っているときは、1,000万円までしか保証されないので注意が必要です。

金融機関が破綻するなんて、昔は考えられないことでしたが、今ではあり得ることだと思います。そう考えると、国が保証してくれる個人向け国債には安心度はかないません。

結局どっちがいいのか?

対決項目 定期預金 個人向け国債
金利 ×
取引できる金額 ×
利子 ×
設定できる期間 ×
中途解約時のペナルティ ×
安心度 ×
合計ポイント WIN:4
LOSE:2
DRAW:0
WIN:2
LOSE:4
DRAW:0
総合結果 ◯WIN ×LOSE

リスクは少なく、でも少しでも多く資産を増やしたいと誰もが思っているのではないでしょうか。

今回比較した「定期預金」と「個人向け国債」は、利率は高いとは言えませんが、元本割れすることなく確実に資金が増えるものでした。

特に「個人向け国債」は国が発行しているものなので、信頼度は大きく「一番リスクが少ない投資先」と言われています。

中途解約した時も、直前2回の利息分が引かれるだけで、利率自体が低くなることがないので、この点は定期預金よりも優れていたと思います。しかし、何を言っても金利がとても低いです。

毎月、翌月に発行される国債の金利が発表されますが、マイナス金利の影響でここ3ヶ月間は最低保証金利の0.05%になっています。

同じくマイナス金利の影響で、今は定期預金の金利もとても低いですが、ネット銀行なら、高い金利の商品がありました。短い期間の設定が出来ることや、複利型で利子が付くなどメリットも多かったです。

もう少し利率が高くなれば、個人向け国債をお勧めしたいところですが、今の時点で少しでも多く資産を増やすには、定期預金の方が良いのではないでしょうか。ということで、今回は資産運用するなら「定期預金」をお勧めします。

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