30代で保険加入するなら?定期保険と終身保険を比較対決

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30代で保険加入するなら定期保険と終身保険のどちらがいいかを比較対決。30代といえばまだまだ独身の人もいれば、結婚して子供がいる人もいるでしょう。

なぜ保険に入るのかという目的によって選ぶものも違ってきます。期間限定で解約返戻金もないけれど、割安で保障は大きい定期保険。

割高だけれども最後まで保障してくれる終身保険。自分の人生設計に合った保険を選びましょう。

保険概要対決

△DRAW 定期保険
まず、定期保険とはどういったものでしょう?
定期保険を契約すると、定期保険の被保険者が死亡した場合に契約した保険金(正確には保険金額といいます)を受け取ることができる保険です。

定期保険はその多くが1年契約のため、毎年保険金額や保険料を決めることができ、万が一のことがない場合はいわゆる「掛け捨て」になる保険です。この定期保険は世間で一番知られている保険だと言えます。そして、最も身近な保険だと思われます。

さらに言えば、実は日本の生命保険の多くの保険が定期保険で出来ています。「え?いやいや、私の保険は入院とかガンでもらえるやつがついているから違うよ!定期なんてついてないよ!」なんて思っている方も多いかもしれませんが、その保険に一緒に定期保険がついていることはよくあります。

入院やガンで保険金がもらえるのはおまけの特約です。そして、入院やガンのときと同様、万が一の時に保険金を受け取れるのもおまけの特約である定期保険なのです。定期保険は主契約として「定期保険」としても売られていますが、特約として「定期付き○○保険」として売られていることもあります。

実は日本の生命保険の主力商品のほとんどが「特約付き定期保険」、そして定期付きの終身保険(正式名称は定期保険特約付き終身保険)であることが多いのです。定期保険は主契約として持つだけでなく、特約としても付けることができる商品です。

そのため、「知らずに定期保険を持っていた」というパターンはよくあります。ちなみに、会社の団体保険に入られている方はこれも定期保険の一つですよ。そんな身近な保険商品である定期保険はメリットもデメリットも多いので、これから詳しく見ていきましょう!

△DRAW 終身保険
終身保険というと、一生涯の保険が持てる!ということで人気の商品です。万が一のことがあった場合に、かけている保険金(保険金額)を受取人が受け取ることができる保険です。かなりシンプルな保険ですね。この保険は「掛け捨てではない」保険になります。

ちなみに、終身保険は一定の年齢になると一人一本は持っているといわれる保険です。歳を重ねると「万が一の時に少しくらいは残しておきたいけれど、定期保険になると毎年更新になっちゃうし・・・ここはもう終身保険かな!」と思って購入する方が多いです。

最近では終身の入院保険を持っている方もいるくらいですよ。「掛け捨てになるのは嫌だから終身にしたい」という申し出から終身保険を購入することが多いのです。このように、終身保険は納得して購入するパターンが多いので、最近の終身保険の需要も相まって、満足度ともに非常に人気の商品と言えるでしょう。

しかし、この保険が本当の人気は生涯保険が持てることではありませんが、ここでお話するのも時期尚早なので置いておきましょう。さらに申し上げれば、この商品も定期保険と同様「実は持っていた」商品の一つです。

先ほど申し上げたとおり、日本の生命保険の売れ筋商品は「定期保険特約付き終身保険」なのです。そのため、「終身なんて年配の商品でしょう?私は若いから持ってないよ!」という方も実は終身保険を持っているパターンはよくあります。

このように、定期保険も終身保険も保険として意味をなしており、どちらも必要な保険といえるようです。しかし、30代に必要な保険とはどんな保険でしょうか。その部分を重点的に見ていきましょう!

保険金額・保険料対決

保険金額とは万が一の時に受け取ることができる保険金の金額です。大きければ大きいほど万が一の時に多くの金額が受け取れます。30代男性の必要保険金額(既婚)は3,000万円、子供がいる方は子供一人につき1,000万~2,000万円上乗せと言われています。そして保険料は(毎月の)掛け金になります。

◯WIN 定期保険
定期保険の場合、大きい保険金額を安い保険料でかけることができます。その理由は定期保険が1年更新だからです。契約した時から一年間に死ぬ確率で保険料が算出されているため、安い保険料で大きな保険金額をかけることができます。

しかし毎年更新となると、非常に忙しい上に毎年保険料が上がってしまいます。そのため多くの定期保険の場合、保険期間は10年に設定されています。10年間は契約時の年齢の保険料のまま定期保険を持てるのでありがたいですね。

そして、具体的な保険料です。例えば30歳男性が3,000万円の定期保険に入った場合、明治安田生命は毎月の掛け金が8,010円となっています。1,000万円につき2,670円になりますね。そのほか日本生命は1,000万円の保険金額で2,800円、オリックス生命は1,000万円の保険金額で1,310円となります。

定期保険の最大のメリットは大きな保障が安い金額で持てることです。ここは、圧倒的に定期保険の勝利です!

×LOSE 終身保険
終身保険は定期保険とは異なり掛け捨て保険ではありません。そのため「掛けた保険金額分の保険料を一生涯かけて払っていく」ということが求められます。

そのため、保険料は定期保険の何倍にもなります。例えばオリックス生命の低解約返戻金タイプの終身保険の場合は500万円の死亡保障(60歳払込満了)を購入する場合は毎月の掛け金は9,240円となります。

大きな保険金額にしようと思った場合、毎月の保険料は何万円にもなってしまいます。年配であれば、必要保障額は下がり大きな保障が不要となるので終身保険は魅力的です、しかし、終身保険だけで死亡保障を用意するとした場合、大きな死亡保障の必要な30代には掛け金はとんでもない数字になってしまいます。そのため、ここはLOSEですね。

貯蓄性対決

×LOSE 定期保険
定期保険は掛け捨ての保険になります。そのため貯蓄性はなく、死亡した場合、もしくは死亡に近い状態になったときなど、一定の状態になったときにしか受け取ることができません。

万が一のことが起きなかった時の払い戻しは基本的にはありませんし、解約返戻金もほぼありません。中には(団体が限られているものなどが多い)剰余金を払戻金として配当金があるものもありますが、配当金付き定期保険は最近ではあまり販売されておりません。そのため、定期保険には貯蓄性を求められないと考えたほうが良いですね。

◯WIN 終身保険
終身保険は貯蓄性に富んだ保険です。冒頭に申し上げましたが、終身保険は死亡時に受け取る保険として人気のある商品ではありません。実は万が一の時に受け取るのではなく、万が一になる前に「引っこ抜く」保険だと言われています。いわゆる、運用商品ですね。そのため、解約時の解約返戻金で支払った以上の金額を受け取るための商品なのです。

終身保険を積立として利用する方もいます。そのほか終身保険を一括払いし、数年後に利率が上乗せされた解約返戻金を受け取ることで運用するといった方もいます。そうすると、払込金額を上回る形でお金を受け取ることができるのです。

ただし、最近ではオリックス生命などで低解約払戻金型の終身保険が販売されています。その場合は、一定の期間は解約返戻金の払戻金は少ないですが、ある時期だけは解約返戻金が増える商品となっています。

そのタイミングまでは払い続けないといけないのですが、貯蓄性という観点で見ると良い商品となっているので、きちんと将来設計を持った上で契約しましょう。
このことから、終身保険は貯蓄性に富んだ保険です。

契約変更の見直しやすさ対決

◯WIN 定期保険
定期保険は毎年見直しを行うことができます。ここは定期保険の大きな強みです!もちろん見直しをしてしまった場合、保険料の計算はその時の年齢で契約することになるので、保険料が上がることもあります。

しかし、例えば「今年は子供が生まれたから保証を増やしたい」「今年はもっと積立に回したいから保障を下げたいな」といった要望も定期保険であれば叶うのです。ライフスタイルが変わりやすい30代には見直しができることは大きなメリットです。ここは気軽に保障の金額や掛金を変えることができる定期保険が圧勝ですね。

×LOSE 終身保険
終身保険は見直しができません。保障の金額や掛金を見直したいと思った場合は、保険の下取りをしてもらい、ほかの保険に変えるか解約をするほかありません。もちろん、この下取りもかなりの年数を払っているなど一定の条件をクリアした上でないとできません。
そのため、見直しのできない保険なのでここはLOSEです。

結局どっちがいいのか?

対決項目 定期保険 終身保険
保険概要
保険金額・保険料 ×
貯蓄性 ×
契約変更の見直 ×
合計ポイント WIN:2
LOSE:1
DRAW:1
WIN:1
LOSE:2
DRAW:1
総合結果 ◯WIN ×LOSE

比較の結果、総合的に見て定期保険の勝利となりました。

30代の男性が持つべき保険は圧倒的に定期保険です。その理由は、30代は死亡保障の必要保障額が高いこと、そしてライフスタイルが変わりやすい年代なので見直しができる保険を持つべきであるからです。

30代の既婚男性の必要保障額は3,000万円程度~と言われています。この保障額を定期でもつと考えた場合は毎月1万円以下で保障を用意できます。しかし、終身保険で用意するとなると500万円の保証でも1万円してしまいます。終身保険では30代男性に必要な保障額を用意することができません。

さらに、子供ができれば保障額は増えます。逆に子供が成長して大きくなった場合は保障額が下がります。そのため、ライフスタイルの変わりやすい30代には、見直しで保障額を変えることができない終身保険は不向きとなってしまいます。

貯蓄性は優れていますが、保障面で見た場合は30代で終身保険を持つだけでは劣ってしまいます。そのため、ここはやはり定期保険で用意しましょう。

しかし、貯蓄という面では優れている分、積立として終身を少ない金額で持ち、定期で足りない分を賄うこともできます。それが、日本の保険の主流で売られている「定期保険付き終身保険」です。

また、定期付き終身でなくとも定期保険と終身保険を別に購入することもできます。まずは、毎月支払うことができそうな金額で持てる保障はどれほどなのかを調べてみてはいかかでしょう。

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