外貨預金と外貨MMFを比較対決

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お金を増やすなら外貨預金と外貨MMFのどちらがおすすめかを比較対決しました。

預けているだけで為替差益を得ることができる両商品。金利や為替手数料、取引時間、元本保証など気になるポイントを完全調査しています。

利益を得た場合、税金の支払いが必要な場合もありますし、解約ペナルティについても知っておきたいところ。うまく利用してお金を増やしてみてはいかがでしょうか。

商品の種類が多いのはどっち?

◯WIN 外貨預金
外貨預金には、一般的には「外貨普通預金」と「外貨定期預金」の2種類です。しかし取り扱う銀行等によっては「外貨貯蓄預金」や「外貨通知預金」等もあります。いずれも外貨建ての商品です。

×LOSE 外貨MMF
外貨MMFは、「外貨建ての『MMF』」の事で、種類は1種類となります。(※取り扱う金融機関名や通貨国名などが入る事があります。)

対象通貨が多いのはどっち?

◯WIN 外貨預金
外貨預金で最も一般的な対象通貨としては、米ドル・ユーロ・豪ドルが有名ですが、その他にもニュージーランドドル・カナダドル・英ポンド・スイスフラン・タイバーツ・香港ドル・南アフリカランド等、取り扱う金融機関により種類も多くあります。

×LOSE 外貨MMF
外貨MMFで最も一般的な対象通貨としては、外貨預金と同様の米ドル・ユーロ・豪ドルが有名ですが、その他にも英ポンド・ニュージーランドドル・香港ドル等があります。近年はトルコリラ・南アフリカランド等市場が拡大傾向にありますが、外貨預金と比較するとまだ対象通貨が少ないといったデメリットがあります。

取り扱う金融機関が破綻した場合に有利なのはどっち?

◯WIN 外貨MMF
外貨MMFの資産は、全て証券会社のものと分別管理されている為、万が一証券会社倒産した場合でも資産は保護されます。

×LOSE 外貨預金
外貨預金では、万が一預金をしている銀行が倒産した場合には資産は保護されません。日本国内の場合であれば、金融機関が破綻した際に一人に1,000万円までは元本とその利息が保護される「ペイオフ制度」が適用されますが、外貨預金にいたっては「ペイオフ対象外」である為保証はされません。

元本保証があるのはどっち?

◯WIN 外貨預金
外貨預金は外貨ベースでは元本が保証されています。しかし為替の変動が伴う為、円ベースで見ると元本割れとなる場合もあります。

×LOSE 外貨MMF
外貨MMFは元本の保証はされていません。しかし投資先は、高い格付けの国債や安全性の高い社債のうち短期の物に集中しており、比較的安全と言える投資商品です。過去の運用実績も大変優秀で、これまで外貨をベースに元本割れを起こした事は一度もありません。

流動性の面で利用しやすいのはどっち?

◯WIN 外貨MMF
外貨MMFは基本的にいつでも自由なタイミングで換金する事が出来ます。(※土日祝日等一部を除く)外貨ベースの商品である為、為替差益を狙うと言う意味では、為替のタイミングを見て換金する事が出来ると言う点は非常に大きなメリットと言えるでしょう。

×LOSE 外貨預金
外貨預金でも「外貨普通預金」であればいつでも換金が可能ですが、「外貨定期預金」の場合は、基本的に満期までは換金は出来ません。

やむを得ず解約する事も出来ますが、その場合にかかる解約手数料は意外と金額が高く大きなリスクとなる為、あまりお勧め出来ません。外貨預金は外貨ベースの商品である為、外貨差益が発生する点で為替の動きを見ながら自由に換金が出来ないと言うのは、非常に大きなデメリットと言えるでしょう。

小額から始められるのはどっち?

◯WIN 外貨MMF
外貨MMFは少額から始める事が出来ます。取り扱う機関によって金額は多少異なりますが、比較的気軽に始めやすいと言えるでしょう。

×LOSE 外貨預金
外貨預金の場合、最低開始金額がMMFよりも高額となります。手数料等も考慮するとよく内容を理解した上で購入を検討するのが望ましいでしょう。

為替手数料はどちらが高い?

△DRAW 外貨預金
外貨預金の往復でかかる為替の手数料は、非常に高いと言う見方が一般的です。しかしこれは大手の銀行の取り扱う手数料に限るもので、最近のネット銀行での手数料は非常に安価となっている為、外貨MMFよりも低く設定されている銀行もあります。取り扱う金融機関によって大きく異なる為、よく内容を確認する必要があるでしょう。

△DRAW 外貨MMF
外貨MMFは、以前は外貨預金の高い為替手数料と比較して低く設定されていると見られてきました。しかしネット銀行による外貨預金の為替手数料が非常に安く設定されるようになってからは、一概に安いとは言えずむしろこちらの方が高いと言う見方もあります。商品を購入する場合には、取り扱う金融機関をよく確認して購入するとよいでしょう。

金利が高いのはどっち?

△DRAW 外貨預金
外貨預金でも外貨普通預金に関しては、金利はあまり高くはありません。1年以上の外貨定期預金ではネット銀行を中心に以前よりも高めに設定されているところもありますが、全体的にそれほど高いとは言えないでしょう。

△DRAW 外貨MMF
外貨MMFは、以前は外貨預金よりも金利が高いと見られていましたが、ネット銀行の外貨定期預金の金利が高めに設定されるようになり、その差はほとんどないと言えるでしょう。

結局どっちがいいのか?

対決項目 外貨預金 外貨MMF
商品の種類 ×
対象通貨 ×
取り扱う金融機関が破綻した場合 ×
元本保証 ×
流動性の面で利用しやすい ×
小額から始められる ×
為替手数料
金利
合計ポイント WIN:3
LOSE:3
DRAW:2
WIN:3
LOSE:3
DRAW:2
総合結果 ◯WIN ×LOSE

比較対決の結果、どちらも甲乙つけがたくドローとさせていただきます。

外貨預金と外貨MMFですが、以前は外貨MMFの取り扱いにおいて、為替差益が生じた場合に課税の対象ではありませんでした。自由にいつでも換金が出来ると言う点は外貨MMFの方が断然有利と考えられます。

しかし2016年の大きな税制の改正に伴い、外貨MMFの為替差益も申告分離課税での課税対象となりました。また最近話題のネット銀行による為替手数料の低下や金利の増加に伴い、外貨預金ともそれほど大きな差はなくなったと言えるでしょう。

※外貨を上手に運用する投資家からすると、この両者はあまりお薦めとは言えず、リスクが高いとは言ってもメリットも高いFXを外貨の運用にはどうかと言う考えが多いのが現状です。

外貨MMFは証券会社における「外貨決済ツール」としても使われており、外貨MMFの残高を利用して外貨建ての米国株に投資をしたり、外国債券といった外貨建てで取引されている投資商品に投資が出来たりするなど、運用面において優れている点で評価出来ると言えます。

また為替の変動がある商品の取り扱いの場合、市場の変化に応じて自由に換金が出来ると言う点でやはり外貨MMFの方が扱いやすい商品と言えます。元本こそ保証ではありませんが分別管理で資産が保護されている点を考慮してもMMFの方が安心と言えるのではないでしょうか。

外貨預金が銀行破綻の場合に資産保護適用外である点も不安が多く、ネット銀行は手数料が低く金利が高いと言ったメリットがありますが、その分大手銀行に比べると銀行自体の経営状況には心配の声もある等、全体として考慮した場合にはこれまでの運用実績から考えてみてもいいですね。

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