二槽式洗濯機とドラム式洗濯機の利便性を比較対決!

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souji09

昔ながらの二槽式洗濯機とドラム式洗濯機を比較対決しました。

もちろん乾燥までしようと思えばドラム式しかありえません。しかし、洗濯自体の性能は二槽式の方が上で、汚れがよく落ちます。

他にも、節水についてや洗濯時間、手間、衣類の傷み、掃除方法、設置場所などを徹底比較。口コミもまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

歴史が長いのはどっち?

△DRAW 二槽式洗濯機
二槽式洗濯機は、洗濯機の歴史から見ると非常に古くからある製品です。1957年にイギリスのフーバー社によって開発されたのが始まりで、日本では1960年に三洋電機によって初めて発売されたと言われています。

その後1970年代~1980年代にかけて最も多く利用されましたが、全自動洗濯機の普及とともに下降した製品です。現代でもまだ一部の方に根強い人気ではありますが、基本的には生産台数・販売台数ともにそれほど多くはありません。

△DRAW ドラム式洗濯機
ドラム式洗濯機の開発は以外にも古く、1950年に日本で製造されていました。しかしこの時は現在の製品とは内容が少し異なる物で、家庭用としては主流とならなかったとされています。

また1956年には東芝で日本初の「傾斜ドラム式全自動洗濯機」が開発されていましたが、残念ながら発売には至らなかったようです。その後、様々な改良を加えながらポンプアップと電子制御を併用・ヒートポンプ式乾燥機能等を追加することで、2000年から日本でも普及し始めた製品です。

どちらが安く購入できる?

◯WIN 二槽式洗濯機
二槽式洗濯機は全体としてとても低価格で購入する事が出来ます。メーカーや機種によりばらつきはありますが、現在販売されている物で見比べるとおよそ数万円台が最も多いと言えます。

高額なもので7万円を超える商品もありますが、通常の二槽式洗濯機の場合、価格の高めの商品でおよそ3万円~4万円前後といったところです。最も低価格の物になると1万円を切るような商品もあり、とても購入しやすいと言えるでしょう。

×LOSE ドラム式洗濯機
ドラム式洗濯機は、最も安い商品で10万円前後の物がありますが、一般的に見るとおよそ15万円前後の商品が比較的多いと言えます。メーカーや機種によりだいぶばらつきがあり、最も高価な商品になると30万円近いような高額な物も出ているようです。

節水効果が高いのはどっち?

△DRAW 二槽式洗濯機
二槽式洗濯機は「すすぎ」の仕方によってかなりの節水効果があると言われています。その方法とは「注水すすぎ」「溜めすすぎ」の上手な使い方です。

「注水すすぎ」とは文字通り常に注水しながらのすすぎの為本来は節水にはなりませんが、二槽式洗濯機の場合は時間や量などすべてマニュアルでの調整が出来る為、全自動で行う製品と比較するとかなり節水する事が可能です。

更に「溜めすすぎ」では、洗濯槽に水を溜めた状態で一定時間すすぎを行うやり方で、終わった後は脱水槽で脱水します。通常はこれを二回ほど繰り返せば注水すすぎと同様の効果が得られるようです。

時間や量などマニュアル調整が出来る事、また2回目のすすぎで溜めた水は、次の洗濯の洗いで利用出来る事から、かなりの節水効果があると言われています。

△DRAW ドラム式洗濯機
ドラム式洗濯機は、ドラム槽ごと回転し洗濯物を上から下へ落として洗う「たたき洗い」の為、すべての洗濯物が水に浸る必要がありません。これにより使用する水の量が非常に少なくて済む為、節水効果が高いとされています。

洗浄効果が高いのはどっち?

◯WIN 二槽式洗濯機
二槽式洗濯機は、全てにおいてマニュアル的な洗濯が可能です。汚れ具合が一目でわかる為、時間や量・すすぎ回数などの調節が出来、またある程度の水量でしっかりと洗う事が出来るので、洗浄効果が高いとされています。更に汚れ具合によっては洗濯槽であらかじめつけ置き洗いも出来るなど、思い通りに洗う事が可能です。

×LOSE ドラム式洗濯機
ドラム式洗濯機は、使用水量や洗剤量が少ない為、縦型の洗濯機と比較すると多少洗浄力が劣ると言われています。しかし、よほど汚れ具合が酷いものでなければそれほど大きな差があるわけではありません。

忙しい時にも手軽に利用出来るのはどっち?

◯WIN ドラム式洗濯機
ドラム式洗濯機は、洗濯から乾燥までを全自動で行います。最初に洗濯物と洗剤をセットしてスタートさせれば後は終了まで待つのみです。

ドラム式洗濯機の洗い方は、洗濯槽が回転して衣類を上から下へ落とすたたき洗いの為、生地を傷めず絡みにくいと言うメリットがあります。更に乾燥まで行うと生地がふんわりとしている為、洗濯機からの取り出しがとてもスムーズに出来ます。このように乾燥までをお任せ仕上げが出来る為、非常に手軽と言えるでしょう。

×LOSE 二槽式洗濯機
二槽式洗濯機は最初に洗濯槽の側に洗濯物・水・洗剤を入れます。細かい洗い時間等をタイマーでセットし洗い終わるのを待ちます。その後いったん水を捨てて次のすすぎに入ります。

注水すすぎまたは溜めすすぎで、すすぎの回数など汚れ具合を見ながらお好みで行い、最後に右側の脱水槽に洗濯物を移し、脱水時間等をタイマーでセットし止まったら終了です。(※基本的にはこのような流れですが、メーカーや機種等により操作の仕方は変わる場合があります)

全自動と違い途中の作業をすべて自分で行わなければいけない為、非常に手間がかかると言えます。また二槽式洗濯機は縦型の為、脱水後の洗濯物は非常に絡まりやすく取り出しもスムーズにはいきません。シワを伸ばし外に干す時間も考慮すると、忙しい方には不便と言えるでしょう。

洗濯時間が短いのはどっち?

◯WIN 二槽式洗濯機
二槽式洗濯機はマニュアル操作が多い為非常に手間はかかりますが、洗いやすすぎ、脱水等の時間を調節する事が出来、比較的短時間で洗濯をする事が可能です。また複数回洗う場合でも洗いとすすぎ・脱水との作業を分けて行える為効率的です。基本的に乾燥機能はないので脱水まで仕上がると終了です。そのまますぐに干してしまえば意外と短時間で終了する事も出来るでしょう。

×LOSE ドラム式洗濯機
ドラム式洗濯機は、たたき洗いで生地を傷めず洗い上げますが、縦型の強い水流で洗うタイプと比較すると洗浄力で少し弱いというデメリットがあります。

この為、洗いの時間が長くなり、結果終了までの時間も長めとなります。乾燥の機能はヒートポンプ式なので比較的早く乾くと言えますが、全ての時間は全自動の為調節はきかず、終了まではある程度の時間を要する事となります。

壊れにくいのはどっち?

◯WIN 二槽式洗濯機
二槽式洗濯機は、機能的にとても簡単な作りとなっています。ほとんどの製品に複雑な操作はあまりなく、基本的には「洗濯タイマー」「水流・排水切り替え」「脱水タイマー」といった簡単なツマミがあるのみです。(※メーカーや機種により多少異なります)このように複雑な機能を持たない事で、耐久年数は全自動洗濯機と比較すると格段に長持ちすると言われています。

×LOSE ドラム式洗濯機は
ドラム式洗濯機はすべてを全自動で行えるなど、機能的に非常に便利に作られています。また節水・節電効果があり乾燥機能も充実しているなど、忙しい現代人にとっては便利な機能が沢山盛り込まれた製品です。その為内部の構造も複雑で、エラーや故障も起きやすいと言われています。

設置スペース、搬入しやすいのはどっち?

△DRAW 二槽式洗濯機
二槽式洗濯機は基本的に「洗濯槽」「脱水槽」の二層式となっている為、横長のスタイルです。メーカーや機種により小型の物もありますが、実際に購入する際には自宅の搬入スペース等しっかり確認しておく必要があるでしょう。

△DRAW ドラム式洗濯機
ドラム式洗濯機は通常の縦型の全自動洗濯機と比べると、全体的に大きな作りとなっています。また右開きタイプ・左開きタイプとある為、自宅の搬入スペースに設置が可能かどうかきちんと確認しておく必要があるでしょう。また実際に設置する場所までの搬入経路においてもきちんと確認しておかないと、当日搬入出来ないと言ったトラブルになる可能性もある為注意が必要です。

綿の入ったアウターや大きめの布団など洗いやすいのはどっち?

◯WIN ドラム式洗濯機
ドラム式洗濯機は、水の量を少なめに上下に叩くように洗う為、綿の入ったダウンのような特殊な物も生地を傷める事なく洗いあげる事が出来ます。また高温になりすぎないヒートポンプタイプの乾燥により、ふんわりと柔らかく仕上がる為非常に便利です。更に大型の布団等も洗う事が出来ます。(※機種や大きさにより多少異なります)

×LOSE 二槽式洗濯機
二槽式洗濯機では二層になっている分洗濯槽が小さめで、通常の縦型の洗濯機と比較した場合大型の物を洗うのは難しいと言えます。またダウンのように綿の入ったアウターも水の抵抗で浮いてしまい、生地を傷めてしまうなど、ドラム式洗濯機との仕上がりの差は大きいと言えるでしょう。

結局どっちがいいのか?

対決項目 二槽式洗濯機 ドラム式洗濯機
歴史が長い
安く購入 ×
節水効果
洗浄効果 ×
手軽に利用 ×
洗濯時間が短い ×
壊れにくい ×
設置スペース
大きめの布団 ×
合計ポイント WIN:4
LOSE:2
DRAW:2
WIN:2
LOSE:4
DRAW:2
総合結果 ◯WIN ×LOSE

現在洗濯機で最も多く出ているのが実は縦型全自動洗濯機です。一時期ドラム式洗濯機に注目が集まり販売数を伸ばしましたが、価格が高めであったり、意外に洗浄効果が弱かったりなどの問題がありました。背の高い方には利用しづらく、たたき洗いの為乾燥機能を使わない場合には生地が硬くなる等、実際に使用した後に再び縦型タイプに買い替えをされた方もいると言われています。

しかし「ドラム式洗濯機」にも非常に優れたメリットがあります。縦型の洗濯機と比較した場合に、使用する水の量はおよそ70%と言う節水効果です。

また乾燥機能では、ヒーター式の縦型タイプでは、高温で乾かす為衣類が傷んだり縮みが起きたりする事がありますが、ヒートポンプ式のドラム式洗濯機は、低温でゆっくり乾かす為生地の痛みもなくふんわり柔らかい仕上がりです。

更に節電効果もあります。この他洗濯物が絡みにくい、生乾きのような匂い残りがない、大型の布団やダウンなども上手に洗い上げる事が出来るといった部分で優れています。

一方の「二槽式洗濯機は」、1980年代頃をピークに下降し、全自動洗濯機へと移り変わってきました。

家庭の中でも共働き世帯が増加しているので、核家族化により育児の負担等が増えるなどの時代の流れに伴い、家事を楽にする家電製品が多く開発される中、便利な全自動洗濯機が支持されたのは当然の流れと言えるでしょう。

しかしながら、クリーニング店を覗くとわかるように、必ずと言っていいほどこの二槽式洗濯機が使われているのが現状です。

二槽式洗濯機は手間がかかり不便ではありますが、その反面思い通りの洗浄効果が得られるなど優秀な一面を持っています。その為、業務用として現代も非常に活躍をしているのです。一般家庭でも敢えてこの二槽式洗濯機を使用しているところもあるようです。

このようにそれぞれの製品にメリット・デメリットがあり、どのような点を重視するかによって、どれを選択するかが決まってくるでしょう。

ただ現代の流れからすると、まずは全自動であるかどうかが最も大きなポイントと言えるのではないでしょうか。

やはり時代の移り変わりで、誰でも失敗なく便利に毎日の家事をする事が出来る事が好まれたからこそ、二槽式洗濯機をおさえて全自動洗濯機が普及したのですから、多少のデメリットがあるとは言え、基本的にはこちらを支持する人が多いと言えるでしょう。

よって今回の対決の結果は「二槽式洗濯機」に軍配が上がりました。

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