ミノキシジルとフィナステリドの育毛剤比較対決

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脱毛治療薬であるミノキシジルとフィナステリドのどちらがいいのかを比較対決しました。

脱毛部分に発毛効果を与えるミノキシジルと今以上の脱毛を抑制するフィナステリド。効果が違いますので、自分に合った方を選んだり合わせて使うことも必要でしょう。

きちんと選ぶためにも、薬の成分や効果、副作用について比較調査していますので、参考にしてください。

男性型脱毛症に対する効果

◯WIN ミノキシジル

ミノキシジルは、もともと血圧降下剤として開発されるうちに、その副作用として「発毛」が見つかったものです。血管を拡張し、血流を良くすることで、発毛効果が得られると考えられています。そのため、すぐにでも髪を増やしたいと思われる方には効果が分かりやすいことからこちらの勝利としました。

×LOSE フィナステリド

ミノキシジルが発毛効果を持つことに対し、フィナステリドの効果は「脱毛の抑制」です。こちらも元々育毛や脱毛の予防のために開発されたわけではなく、前立腺肥大症のための薬として開発される中で、その「脱毛抑制」という効果が発見されました。

ミノキシジルが発毛という「攻め」の効果があるのに対し、フィナステリドは「守り」の効果を持つものです。それぞれの目的が異なることから引き分けとさせていただきました。(ただし、フィナステリドを使用されている方の多くが「発毛」の効果も感じておられるようですが、これについては関係の有無が不明のままなので今回はその点を除いて検証しました。)

副作用

×LOSE ミノキシジル

ミノキシジルを使用された方にもっとも多い副作用が、頭皮のかゆみや炎症です。ミノキシジルに含まれる成分でアレルギーが起こるためだと考えられています。また血圧を下げる効果のある薬であり、多量に使うことで低血圧や循環器系の疾患につながることも分かっています。

その他には、頭痛や多毛症、性欲の減退、むくみなどの副作用も報告されています。奇形ということもたびたび耳にしますが、これについては発症リスク5段階のうち、4番目のレベルであり、実際の確率としてはわずかだと言われています。頭皮の炎症を起こす確率や、循環器疾患による複数の死亡例(はっきりした因果関係は証明されていません)などから、副作用についてはこちらの負けとしました。

◯WIN フィナステリド
フィナステリドの副作用として、胃部の不快感や性欲減退、男性機能の低下などがあります。また頻度不明ですが、肝機能障害も報告されています。

奇形については、発症リスク5段階のうち、1番目となっており、ミノキシジルよりも高めとなっております。性欲の減退などは、服用をやめることで復活するということが分かっています。どちらも副作用に十分な注意が必要ですが、副作用の発生の確率を考慮し、今回はフィナステリドの勝利とさせていただきました。

飲んではいけない人の範囲

△DRAW ミノキシジル

血管を拡張する効果があるので、血圧の薬を飲んでおられる方や循環器系の疾患の方は服用できません。また胎児への影響や、母乳への移行もあるため妊娠中や授乳中の使用は禁忌とされています。未成年の使用も禁止されています。

△DRAW フィナステリド

こちらも未成年や、女性(特に妊婦、授乳中の方は禁忌)の服用は禁止されています。前立腺疾患を持つ方も服用はできません。また、服用中の献血は禁止されており、服用をやめてからも最低1か月は献血を避ける必要があります。

費用

◯WIN ミノキシジル
市販のリアップ×5で考えた場合、一か月に約7500円ほどの費用がかかります。診察をうけて処方される場合はこの限りではありませんが、その場合も7500円以上は必要と考えられますが、フィナステリドと比べて単純に費用は少なくなると思われるので、こちらの勝ちとします。

×LOSE フィナステリド
参考薬剤価格一錠あたり250円であり、一日一錠服用となるので薬剤だけで一か月あたり約7500円になります。こちらは処方箋が必要となるので、診療費なども含めると、一か月あたり合計で10,000円~15000円程度と考えられます。

使用のしやすさ

×LOSE ミノキシジル

市販のリアップ×5の場合、一日2回、朝晩に頭皮に塗布が必要になります。塗るだけ、と思っていても忙しい朝の時間や疲れて帰ってきたときに毎日塗るのは大変なことです。ついつい今日はいいや・・と思ってしまい続けられないことも考えられるため、今回はミノキシジルの負けとしました。

◯WIN フィナステリド

こちらは処方された飲み薬になるので、一日一回の服用です。できるだけ同じ時間に飲むなどの条件は考えないといけませんが、それを踏まえても朝晩2回塗布しなければならないミノキシジルと比べて、使用は楽だと思われます。飲み忘れると効果がないので、時間を決めて飲み忘れのないようにする必要がありますが、手軽さでこちらの勝ちとしました。

結局どっちがいいのか?

対決項目 ミノキシジル フィナステリド
男性型脱毛症に対する効果 ×
副作用 ×
飲んではいけない人の範囲
費用 ×
使用のしやすさ ×
合計ポイント WIN:2
LOSE:2
DRAW:1
WIN:2
LOSE:2
DRAW:1
総合結果 △DRAW △DRAW

総合的に比較した結果ドローとなりました。

「発毛」のためのミノキシジルに対し、フィナステリドは「脱毛の抑制」を目的としていることがこの二つの製品の大きな違いです。用途が異なるため、それ以外の点で比較してみました。

  • 副作用の中には重篤なものもあるものの、副作用全体の発生頻度はフィナステリドのほうが低い
  • フィナステリドは処方箋が必要であり、費用はかかるものの、医師に状況を随時見てもらえる安心感がある
  • 使用については、一日一回の飲み薬であり、場所を選ばず使用できる手軽さがある

といった点からみるとフィナステリドの方がおすすめできます。

育毛については、フィナステリドで抜け毛を抑え、それと同時にミノキシジルで発毛に取り組むという合わせ技も使われているようです。

現在国内では、ミノキシジルは塗布型のみ、フィナステリドは経口のみが認可されており、個人輸入などでそれ以外の形状のものを使用された場合、副作用に対する補償の対象外となるので注意が必要です。

またどちらについても、かなり広い範囲での副作用が確認されており、そのほとんどが原因が分かっていないことから、使用については十分な知識と理解が必要だと思われます。

どちらの製品も、効能については高い評価を得ており、うまく利用することでそれぞれの効果を十分に感じられるものだとして世界中で利用されています。

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