プリウスとフィットのハイブリット車を比較対決

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ID1731

ハイブリット車の代名詞であるトヨタプリウスとホンダフィットを比較対決しました。

本体価格、装備、性能、実際の燃費などを徹底比較。なかなか普段の走りでは、カタログに書いてあるような燃費にはならないものです。

どのような場所で走ることが多いか、高速道路をよく使うかなど、人によって合う車も変わってきます。クチコミもまとめていますのでぜひ参考にしてください。

TOYOTAプリウスとHONDAフィットの比較表

TOYOTAプリウス HONDAフィット
メーカー トヨタ ホンダ
グレード ・S“Safety Plus”
・Aプレミアム“ツーリングセレクション”
・Aプレミアム
・A“ツーリングセレクション”
・A
・S“ツーリングセレクション”
・S
・E
・HYBRID
・HYBRID・Fパッケージ
・HYBRID 特別仕様車 Fパッケージ
コンフォートエディション
・HYBRID・Lパッケージ
・HYBRID・Sパッケージ

カラー ・スーパーホワイトⅡ
・ホワイトパールクリスタルシャイン
・シルバーメタリック
・グレーメタリック
・アティチュードブラックマイカ
・エモーショナルレッド
・スティールブロンドメタリック
・サーモテクトライムグリーン
・ダークブルーマイカメタリック
・プレミアムブルーオパール・メタリック
・ミッドナイトブルービーム・メタリック
・アトラクトイエロー・パール
・プレミアムホワイト・パールⅡ
・ミラノレッド
・ビビッドスカイブルー・パール
・ティンテッドシルバー・メタリック
・ブリリアントスポーティブルー・メタリック
・アラバスターシルバー・メタリック
・クリスタルブラック・パール
・ルーセブラック・メタリック
メーカー希望小売価格 ~3,412,505円 ~2,221,000円
全長 4,540mm 3.955m
全幅 1,760mm 1.695m
全高 1,470[1,475]mm 1.525m/1.550m
総排気量 1.797L 1.496L
使用燃料 無鉛レギュラーガソリン 無鉛レギュラーガソリン
最高出力〈ネット〉
(kW[PS] /rpm)
72(98)/5,200 81[110]/6,000
最大トルク〈ネット〉
(N・m [kg f・m] /rpm)
142(14.5)/3,600 134[13.7]/5,000
エンジン 1.8L+モーター 1.5L i-VTEC+i-DCD
駆動方式 2WD/E-Four FF/4WD
トランスミッション 電気式無段変速機 7速デュアルクラッチトランスミッション
乗車定員 5人乗り 5人乗り
予防安全性能 ・インテリジェントクリアランスソナー(巻き込み警報機能付)
・シンプルインテリジェントパーキングアシスト
・ITS Connect(路車間通信システム/車車間通信システム)
・ドライブスタートコントロール
・ブラインドスポットモニター〈BSM〉
・S-VSC(ステアリング協調車両安定性制御システム)
・EBD付ABS&ブレーキアシスト
・回生ブレーキ/ECB(電子制御ブレーキシステム)
・車両接近通報装置
・自動防眩インナーミラー
・緊急ブレーキシグナル
・予防安全性能評価において最高ランクの「ASV+」を獲得。
・シティブレーキアクティブシステム
(低速域衝突軽減ブレーキ + 誤発進抑制機能)
・VSA (ABS + TCS + 横すべり抑制)
・エマージェンシーストップシグナル
・ヒルスタートアシスト機能
衝突安全性能 ・6つのSRSエアバッグ
・全方位コンパティビリティボディ構造
・歩行者傷害軽減ボディ
・全席ELR付3点式シートベルト(プリテンショナー&フォースリミッター機構付[フロント・リヤ左右席])
・汎用ISOFIX対応チャイルドシート固定専用バー+トップテザーアンカー(リヤ左右席)
・衝突安全設計ボディ
・運転席用i-SRSエアバッグシステム
・前席用i-サイドエアバッグシステム+サイドカーテンエアバッグシステム
・汎用型ISOFIXチャイルドシートロアアンカレッジ+トップテザーアンカレッジ
公式WEBサイト TOYOTAプリウスの公式サイトはこちら HONDAフィットの公式サイトはこちら

ハイブリット車として早く生産されたのはどっち?

◯WIN プリウス
トヨタ自動車が手掛ける「プリウス」は、1997年に世界初の量産ハイブリット専用車(スプリット方式)として製造・販売を開始しました。「21世紀に間に合いました」のキャッチコピーとともに当時非常に話題となりました。

×LOSE フィット
本田技研工業が手掛ける「フィット」が販売を開始した2001年当時は、通常のコンパクトカーとして売り出されていました。その後2010年10月にマイナーチェンジに合わせて待望のハイブリットモデルが追加となり「フィットハイブリット」として送り出されました。

本体価格が安いのはどっち?

◯WIN フィット
フィットハイブリットは5人乗り5ドアハッチバック型の小型コンパクトカーです。また最初に製造・販売された通常フィットの「価格帯が安いコンパクトカー」と言うコンセプトが基になっている為、ハイブリット車としてもかなりの低価格を打ち出しています。

現在出ているHIBRIT・Fパッケージ(FF)の全国メーカー希望小売価格(税込)によると1,796,000円となっています(2016年5月現在)。

×LOSE プリウス
プリウスの初代は5人乗り4ドアノッチバックセダン型の小型5ナンバータイプとして売り出されました。販売価格は当時215万円と同程度の車格の物と比較すると決して安いとは言えませんでした。

しかしハイブリットシステムのコストからすると原価を大きく割り込んでいると見られていました。その後2代目以降は3ナンバータイプが主になった為、5ナンバーハイブリット乗用車はアクアの登場まで、更に初代プリウスの流れを汲む3ボックスセダン型5ナンバーハイブリット乗用車はカローラアクシオハイブリットの登場まで一時期途絶えていました。

このように2代目にワンモーションスタイルの5ドアハッチバック型へとボディ形状が大きく変更され車幅もぐっと拡大されるなど、3ナンバーとして大きさも販売台数も大幅にアップされました。このような流れにつれ現代では待望の4WD車も登場するなどさらなる飛躍を続けているのです。

価格はグレードにより異なりますが、最も低価格なS(2WD)タイプでメーカー希望小売価格(税込)2,479,091円、最も高額となるAプレミアム‟ツーリングセレクション“(2WD)タイプでメーカー希望小売価格(税込)3,199,745円となっています。4WD車についてはまだ登場したばかりの為価格の詳細については不明となっています(2016年5月現在)。

燃費性能が上なのはどっち?

◯WIN プリウス
プリウスは、長年の歴史とともに新開発ハイブリットシステムの採用や、空力性能の向上など、あらゆる低燃費技術を結集し史上初となる走行燃料消費率(国土交通省審査値)40.8㎞/Lを達成しました。これは世界においてもトップクラスの低燃費と言えるでしょう。

×LOSE フィット
フィットは、より少ない燃料で大きなパワーを引き出すアトキンソンサイクル採用の1.5L i-VTECエンジンに、高出力モーターを組み合わせ圧倒的な低燃費とパワフルさを両立しています。

コンパクトカーとしてはハイブリット車トップレベルの走行燃料消費率(国土交通省審査値)36.4㎞/Lを達成しています。また未体験の加速フィールとともにHonda独自のハイブリットシステムとしてその技術を構築しています。

安全面ではどちらが上?

△DRAW プリウス
プリウスは実安全の追求から生まれた、4つの安全機能による衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P」を搭載しています。

これらは特製の異なる2種類のセンサー「ミリ波レーダー」と「単眼カメラ」により、卓越した認識能力と信頼性の高いシステムを可能としたものです。

その4つの機能とは「プリクラッシュセーフティシステム(衝突の回避や衝突時の被害軽減をサポート)」「レーンディパーチャーアラート〔ステアリング制御付〕(車線逸脱の可能性をドライバーにお知らせ)」「オートマチックハイブーム(夜間の歩行者の早期発見に貢献)」「レーダークルーズコントロール(先行車との車間距離を保って追従走行)」の事です。

更にこれ以外の予防安全として、駐車時などにおける衝突回避・衝突被害の軽減をはかる「インテリジェントクリアランソナー〔巻き込み警報機能付〕」、スイッチを押すだけで誰でもきれいに駐車可能な「シンプルインテリジェントパーキングアシスト」。

事故防止につなげる情報通信としての「路車間通信システム(右左折注意喚起・信号情報利用型エコアクセルガイド)」と「車車間通信システム(通信利用型レーダークルーズコントロール)」、シフト操作時の急発進・急加速を抑制し被害を軽減する「ドライブスタートコントロール」。

車線変更時の後方確認をアシストする「ブラインドスポットモニター〔BSM〕」、滑りやすい路面等で走行安定性を確保した「ステアリング協調車両安全性制御システム〔S-VSC〕」が搭載されています。

実に多くの機能とともに予防安全を重視しており「JNCAPによる予防安全性能評価において満点で最高ランクの【ASV+を獲得しています(2015年)。

またプリウスでは衝突安全の面でも非常に充実しています。そのポイントとして衝突時の被害を軽減する為に「6つのSRSエコバッグ搭載」、優れた衝突安全ボディとする「全方位コンパティピリティボディ構造」、歩行者の安全にも配慮した「歩行者傷害軽減ボディ」。

全ての席の安全性に配慮した「全席ELR付3点式シートベルト(プリテンショナー&フォースリミッター機構付〔フロント・リヤ左右席〕)搭載」、同乗するお子様に大きな安心を約束する「汎用ISOFIX対応チャイルドシート固定専用バー+トップデザーアンカー〔リヤ左右席〕」があります。

これだけ多くの安全管理を持つ「プリウス」は非常に安心で信頼出来ると言えるでしょう。

△DRAW フィット
「フィット」もプリウス同様に安全の追求を重ねた結果、予防安全性能評価において最高ランクのASV+を獲得しています(2015年)。

フィットは世界中で愛されている自動車です。みんなが乗るコンパクトカーだからこそ、大切な人々を守る為に、最先端の安全性能で大きな安心を追及しているのです。

その結果として約30㎞/h以下で、前方車両と衝突の回避・軽減を自動ブレーキにより支援するとともに、前方に障害物がある状況でアクセルペダルを踏みこんだ場合に急発進の防止を支援する機能「シティブレーキアクティブシステム(低速域衝突軽減ブレーキ+誤発進抑制機能)」を搭載しています。

更に「前席用‐サイドエアバッグシステム」「サイドカーテンエアバッグシステム」と合わせてあんしんパッケージとしてタイプ別に設定しています。

またフィットは自動車アセスメントの新・安全性能総合評価において「JNCAPファイブスター賞(最高ランクの「5つ星」)を獲得しています(平成25年度)。

この評価の対象となる安全性能がおよそ次の5つとなります。詳しく見てみると、急ハンドル時などに起こる横滑りを抑える「VSA」、急ブレーキをいち早く後続車に伝える「エマージェンシーストップシグナル」、坂道急発進時の一瞬の後退を抑制する「ヒルスタートアシスタント」、相手車両や歩行者の安全まで視野に入れた「衝突安全設計ボディ」、早く・長く・優しく膨らむ「Honda独自のエアバッグ」となっています。

このようにあらゆる角度から安全を追及した高性能機能により、非常に安心で信頼出来ると言えるでしょう。

車内の広さと使いやすさの面で上なのは?

△DRAW プリウス
プリウスは、荷室容量502L(2WD)を誇る大容量のラゲージスペースとなっています。ハイブリットバッテリーを小型化し、リヤシート下へ移動する事により十分なゆとりを確保しています。

またシートバッグを前倒しすると1アクションでさらなるワイドスペースが出現するなどシーンに応じた使い方が出来ます。

後ろ座席においては天井形状を工夫する事でゆとりある頭上空間を確保し、スイッチで容易に開閉可能な「チルト&電動ムーンルーフ(挟み込み防止機能付)」の設置により、室内に爽やかな風と光を取り込む事が出来非常に快適です。

その他多く確保した、便利な収納スペースの数々も非常に使い勝手をよくしていると言えるでしょう。

△DRAW フィット
フィットは、誕生以来コンパクトカーの常識を覆す「広さ」に挑み続けてきました。その最先端の姿として、見た目からは想像もつかないゆとりたっぷりの室内空間を実現しています。

それを叶えたのが初代フィットによって発明した、Honda独自のパッケージング技術である「センタータンクレイアウト」です。

それを活かしたのが何といっても大容量の荷室です。5人乗っても十分と言えるフラットで大容量の荷室は、後席を倒す事で更に拡大するなど、フィットならではの魅力に溢れています。

また後席は「ひざまわり」や「頭上」にもゆとりをしっかりと取る事で、乗る人みんなが気持ちよく過ごせる開放感を高めた広さになっています。更に自在に形を変える「ULTR SEAT(ウルトラシート)」により、大きなもの・背の高いもの・長いものすべてを問題なく載せる事が可能となっています。

またゆっくりと倒れて軽い力で起こせる「ダンパー機能付き」のリアシート(注:タイプ別設定)や、地上から開口部の高さを出来るだけ低く大きくした事で、重い荷物でも楽にさっと積み込める工夫が施されています。その他、すぐ手が届くところに置きたい物がピッタリと収まるように小さな収納の数々も、フィットならではの魅力ある空間と言えるでしょう。

室内での工夫はどちらが上?

△DRAW プリウス
プリウスは、心ゆくまで走りを楽しめるように、疲れにくい理想的な「ドライビングポジション」を目指して位置や傾斜に工夫が施されています。またすべての方にフィットするように「チルト&テレスコピックステアリング」で、最適な姿勢になるように調整可能です。

視界へのこだわりも強く、全方位で良好な視界が叶うように工夫されています。この他疲れにくく座り心地の良い「シート構造」、家庭用と同じ「AC100Vのコンセント設置」、室内を快適温度に保つ「オートエアコン」。

人の気配を察知して無駄のない「空調S-FLOW」、エアコンファン作動による肌や髪にやさしい「ナノイーの発生」、キーを取り出すことなく施錠・開閉可能な「スマートエントリー&スタートシステム」、スマホ等を充電エリアに「置くだけで充電出来る機能」。

あらゆる面での「優れた静寂性」等多くの工夫が満載で、室内における空間は非常に満足出来るスペースになっていると言えるでしょう。

△DRAW フィット
フィットは、人にやさしい気配りで乗る人すべてに心地よさを実現する為に、紫外線(UV)を約99%カット、更にジリジリした暑さを生む赤外線(IR)をも軽減出来るガラスを前席3面に設置しています。

また空気中のアレルゲンを分解除去出来るように「アレルフリー高性能脱臭フィルターの搭載」により、室内のほとんどのアレルゲンをシャットアウトする事が可能です。

この他「アイドリングストップシステムを全タイプに標準装備」、「体感すればわかる、世界基準の磨いた走り」、「独自の指標を基に徹底して追及した静粛性」、「安心して運転出来るスッキリとした前方視界・後方視界」。

「マニュアル車感覚でシフトチェンジが楽しめるパドルシフト」、「アクセルを踏む事なくスイッチ操作で定速走行可能なクルーズコントロール」、「スイッチでエンジンをスタートする事が出来るプッシュエンジンスタート・ストップスイッチ」等いたるところに工夫満載の満足行く室内スペースとなっていると言えるでしょう。

結局どっちがいいのか?

対決項目 プリウス フィット
ハイブリット車として早く生産 ×
本体価格が安い ×
燃費性能が上 ×
安全面
車内の広さと使いやすさ
室内での工夫
合計ポイント WIN:2
LOSE:1
DRAW:3
WIN:1
LOSE:2
DRAW:3
総合結果 ◯WIN ×LOSE

上記の比較ポイントにおいて、「プリウス」「フィット」両車の多くの機能性を確認してきました。

またこれ以外にもそれぞれの個性あふれるボディカラー、こだわりのナビゲーションのラインナップ、自分好みにカスタマイズ可能なアイテムの数々等、甲乙つけがたい素晴らしい内容(※詳細は各HPにより確認)で、どちらも販売数を伸ばしている人気車である事が伺える非常にこだわりの自動車と言えるでしょう。

両車における最大の違いはボディの大きさとエンジン容量です。その為本体価格の面でも大きな違いがあり、簡単に比較するのは非常に難しいと言えます。

大きめの車を好む方、コンパクトで小回りのきく小型車を好む方など、購入者の好みによってもその見方は変わってくると考えられます。

しかしながら、ハイブリット車としての性能に最大のポイントを見据えると、やはり史上初と言える圧倒的低燃費を実現した「プリウス」が一歩リードしていると言えるのではないでしょうか。

最も早くハイブリット車の開発を手掛け、その歴史とともに長い研究を重ねた結果のスタイルとして、その成果が評価出来る内容でした。

フィットハイブリットにおいても、コンパクトカーとしての利便性の上にハイブリット車としての最大限の良さが構築されていましたが、やはりハイブリット車としてのみ性能を積み重ねてきたプリウスが現段階で前に出たと言えるでしょう。よって今回のハイブリット車対決の軍配は「プリウス」に上がりました。

会社概要

商品名 プリウス フィット
販売事業者名 トヨタ自動車株式会社 本田技研工業株式会社
所在地 愛知県豊田市トヨタ町1番地 東京都港区南青山2-1-1
ホームページ http://toyota.jp/prius/ http://www.honda.co.jp/Fit/
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