デスクトップパソコンとノートパソコンのどっちがいいか比較対決

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パソコンを買うならデスクトップパソコンとノートパソコンのどちらがより良いかを比較対決。

携帯性を考えるならばノートパソコンに決まりですが、性能や拡張性で見るとデスクトップの方が上になります。

全体的なサイズ、液晶の大きさ、メモリ、価格などをまとめていますので、自分の用途に合ったものを選んでください。メーカーごとの製品やシリーズ、レビューも紹介していますので、参考にどうぞ。

デスクトップパソコンとノートパソコンではどちらが最初に出来たの?

◯WIN デスクトップパソコン
最初のパーソナルコンピュータ(※所謂パソコン)とされる事が多いのが「Altair8800」で、これは1974年の末に生まれました。それ以前にも完成させるとミニコンスタイルのコンピューターが出来上がるようなものはあったようですが、個人が扱えるような大きさ・価格ではなかったとされています。

その後1977年頃より、コモドール・アップル・ダンディー・ラジオシャックの各社から、相次いでオールインワンの完成品として出荷されました。これが現在のパーソナルコンピュータの「デスクトップパソコン」に分類される、CRTディスプレイ・キーボードそして外部記憶装置やプリンターのインターフェースを一通り備えたスタイルのものだったと言われています。

このようにパソコンの開発は海外でスタートし、その後日本にもその技術が入ってきました。1978年に発売された「ベーシックマスターMB‐6800」が現在のパソコンとされる形状・システム構成をとる形の日本で最初のパソコンだと言われています。

×LOSE ノートパソコン
最初期のポータブルパソコンが出たのが1980年代の初めと言われています。トランクやスーツケース大の体に補助記憶装置を詰め込み、何とか持ち運びが可能な状態に組み上げた製品であったとされています。

その後にA4サイズ程度の持ち運び可能なコンピューターが開発されハンドヘルドコンピューターと呼ばれていましたが、これはデスクトップタイプのパソコンとは互換性のない別個の商品として扱われていました。

更に1982年には二つ折りタイプで持ち運び可能な小型パソコンが開発され、その後の「ラップトップパソコン」と呼ばれる製品へ続きます。そして1989年6月27日発表、同年7月に東芝より発売されたDynaBook(現:dynabook)J‐3100SSこそが現在の「ノートパソコン」としての新たな市場を切り開いた製品とされています。

概要としてはA4サイズ・2.7㎏の軽量・最小限のインターフェースを搭載・大型液晶ディスプレイ装備で、デスクトップタイプのパソコンとの互換性を保持した製品となっていました。

同価格の製品で比較した時に、より高性能なのはどっち?

◯WIN デスクトップパソコン
デスクトップパソコンはサイズに制約がありません。その為大きさを問わず高性能なパーツを使用する事が出来る為、処理能力が高くより性能も優れています。非常にコストパフォーマンスのよい製品と言えるでしょう。

×LOSE ノートパソコン
ノートパソコンはその性質上サイズに制約があります。その為デスクトップパソコンと同じ性能のパーツを使用する為には、より小型化しなければ搭載が難しくなります。このパーツの部分にコストがかかる為、同等の性能を装備するにはどうしても価格が上がってしまいます。

つまり同価格の製品として比較すると、性能の部分でデスクトップパソコンにはかなわないと言えるでしょう。しかし近年ネットブック等の普及により、高性能なノートパソコンが安価で購入出来るようになってきた為、それ程差を感じないかもしれません。

持ち運びや・移動に適しているのはどっち?

◯WIN ノートパソコン
ノートパソコンの最もメリットと言えるのが、この携帯性に優れた点と言えるでしょう。「ノート」の由来は紙で出来たノートブックから来ています。

ノートのように開いたり閉じたりする事が出来、コンパクトに閉じた状態で身軽に持ち運ぶ事が出来ます。またバッテリーが搭載されている為、屋外や電車の中などの電源のない環境でも使用する事が出来ます。

このような特性をさらに充実出来るように、近年人気のノートパソコンは、耐久性や安全性、長時間のバッテリー搭載等様々な工夫が施されているので、非常に使いやすくなっています。

×LOSE デスクトップパソコン
デスクトップパソコンは基本的に据え置きが前提です。中にはスリムタイプやスティックタイプ、コンパクトに出来た一体型など動かせるタイプもありますが、ディスプレイやキーボード等全ての機器を持ち歩くわけにもいかず、基本的には家の中でも移動させずに固定した場所で扱うべきものです。

また常時コンセントからの電力による稼働の為、電源の無い場所や不意の停電などには対応出来ません。更に据え置きが前提で作られている為、大きさ・重量面でも持ち運ぶ事は難しいと言えるでしょう。

拡張性に優れているのはどっち?

◯WIN デスクトップパソコン
デスクトップパソコンは、それぞれの独立した機器であるディスプレイ・キーボード・本体等をケーブルで繋いで据え置いたスタイルとなっている為、パーツの交換や増設がしやすいというメリットがあります。

また規格が合致していれば自分の好みのパーツに自由にカスタマイズすることも可能です。更に修理やメンテナンスを必要とする際にも、側面の蓋を開けるだけで容易に内部のデバイスごとにアクセス出来るので、点検・清掃もしやすく、調子の悪い部分だけを交換・修理する事も可能です。

このように拡張性に優れているというメリットがあります。(但し一体型のデスクトップパソコンについては、ノートパソコンに近い特性を持っている為、拡張性はあまりないと言えるでしょう。)

×LOSE ノートパソコン
ノートパソコンは、持ち運びのしやすさやコンパクトさを特性としている為、全てがコンパクトに設計されています。その為違うメーカーや異なる機種間でパーツの使いまわしは出来ないと言えるでしょう。

またデバイスも一体化している部分もある為、基本的には換装は不可能です。また一定のサイズ以下の物になると、本体の分解自体が困難となるなど、拡張性は乏しいと言えるでしょう。

省スペースで場所を選ばないのはどっち?

◯WIN ノートパソコン
持ち運び出来ると言うメリットと共通する部分があります。ノートパソコンは二つに折りたためてパーツがコンパクトな形状の為、場所を選ばず省スペースで利用する事が出来ます。また使わない時も手軽に収納する事が出来る為、狭いスペースでも邪魔にならずに大変使いやすいと言えるでしょう。

×LOSE デスクトップパソコン
デスクトップパソコンは据え置いて使用する為、ある程度の設置スペースが必要です。特に動画や映画などの高画質な映像を楽しむ為の大画面のディスプレイや、タワー型の本体等は、インテリアの一部としてその設置を楽しむと言ってもよいかも知れません。

冷却性に優れているのはどっち?

◯WIN デスクトップパソコン
デスクトップパソコンは、その大きさに制限がない為、内部デバイスごとにスペースを確保すしやすく、発熱量の高いパーツを装備しても風通しの良い環境を保ちやすいというメリットを持っています。また冷却ファンの装備もしやすい為、冷却性に優れ故障の原因を作りにくいと言えるでしょう。

×LOSE ノートパソコン
ノートパソコンはコンパクトなボディの為、本体内部に基本的スペースの余裕がなく、排熱の効果がよくありません。しかし天板とパソコンの間に物を挟んで隙間を作る事で、ある程度空気を取り入れやすいよう改善出来るとされています。またノートパソコン向けに、裏側から冷やすタイプのクーラーも多数販売されるなど、いろいろな工夫が考えられています。

消費電力が少ないのはどっち?

◯WIN ノートパソコン
ノートパソコンは、軽量・コンパクト設計により持ち運びがスムーズな事がコンセプトにある為、内蔵バッテリーの消費をおさえた作りになっています。搭載されているOSやメーカー・機種にもよりますが、トータルしてデスクトップパソコンよりも消費電力はだいぶ少ないと言われています。

×LOSE デスクトップパソコン
デスクトップパソコンは大きさに制約がない分、性能を重視した設計となっています。その為パーツやデバイス等も機能性を考えた作りとなっており、処理能力に無駄がありません。

据え置きスタイルである為、電力が常に供給されている事が前提にあり、消費電力を抑える設計にはなっていません。ですからノートパソコンと比較すると消費電力は常に高めと言えるでしょう。

結局どっちがいいのか?

対決項目 デスクトップパソコン ノートパソコン
最初に出来た方 ×
高性能 ×
持ち運びや・移動に適している ×
拡張性に優れている ×
省スペース ×
冷却性 ×
消費電力 ×
合計ポイント WIN:4
LOSE:3
DRAW:0
WIN:3
LOSE:4
DRAW:0
総合結果 ◯WIN ×LOSE

パソコンの歴史を振り返ると、最初に普及したのはデスクトップパソコンであり、このタイプが常に主流となっていました。現在ほどインターネットも普及していなかった為、それほど持ち歩く必要もなく、コストパフォーマンスがよく機能性に優れたこのタイプで十分だったのです。

ところが2000年代以降、急激にインターネットが普及し始めると、パーソナルコンピュータという名前に由来するように個人でパソコンを所有する率も高まってきました。そうなると住宅事情や持ち運びなどの様々な活用形態を考え、人々の嗜好も徐々にノートパソコンへと移行する動きがみられるようになりました。

またそれに伴い電子部品の高性能化や高密度化、部品実装技術の向上、素材の性能向上などの発展により小型化・軽量化が進み、演算性能も飛躍的に向上してきました。またバッテリー技術も上がり性能が格段に向上されるなど、ノートパソコンの製造を後押しする側面が広がってきたのです。

そして2009年頃になると、ネットブックに代表される低価格サブノートパソコンに索引される形でノートパソコン全体の価格が下がり、全世界で販売されているパソコンの50%以上をノートパソコンが占めるまでになっていると言われています。

現在のパソコン市場は、このような流れの変化とともに手軽でスペースを取らないノートパソコンが主流となってきています。ノートパソコンといってもその形は様々で、一般的なものからタブレットとして切り離して使う事の出来る2in1タイプ、大画面タイプ、コンパクトタイプなど形も様々です。

またデスクトップパソコンであっても基本のタワー型以外に、ミニタワー型・スリム型・スティック型・一体型等、利用者の希望に合わせてタイプを選択出来る様に変化してきました。

このように技術の向上とともにパソコン市場も多種多様化され、使う人の好みに合わせていろいろと選べる時代へと変わってきているのです。ですから、どこのメーカーでどの機種を好むかはその人の使い方により変わってくると言えるでしょう。

しかしながら、パソコン市場全体の動きとしてはやはりノートパソコンが圧倒的に人気を博しています。メーカーによってはデスクトップパソコンをやめ、ノートパソコン一本化に切り替えたところもあると言います。

軽量・コンパクト・手軽な価格・スリムでオシャレ・外出先もOKなど、多くの点で使いやすさという点では「ノートパソコン」の方が勝ります。しかし、総合的にまだまだデスクトップに人気がありこちらの勝利となりました。

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