エコカーと軽自動車の維持費と燃費を比較対決

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エコカーと軽自動車、購入するならどちらが良いのかを比較対決。

エコカーは自動車税が免税・減税となり、ハイブリッド車などは燃費も良いものが多くなっています。一方軽自動車はもともと税金が安く、燃費もハイブリッドより少し劣るくらいで大きな差はありません。

実際のところ、電気自動車やハイブリッド車の維持費はどのくらいなのか、本体価格も含めて軽自動車と比べてどうなのか、徹底比較していますのでぜひ参考にしてください。

燃費対決

△DRAW エコカー
国産ハイブリッドカーの中で一番燃費が良いのがトヨタの「プリウス」で、燃費は40km/Lです。新車で購入可能な国産ハイブリッドカーは約40車種ありますが、30km/L以上の燃費の良いものは10車種近くあり、燃費・車種数ともに軽自動車と大差はありません。

電気自動車はガソリン換算すると1Lあたり130kmも走れるので、非常に燃費が良いといえます。しかし、クリーンディーゼル車や燃料電池自動車などは、ガソリン車に比べると燃費は劣ります。エコカーといっても車の種類によって燃費はさまざまです。

△DRAW 軽自動車
一番燃費の良い軽自動車は、スズキの「アルト」とマツダの「キャロル」です。燃費は35km/Lとなっています。燃費が良いといわれているその他の軽自動車も、1Lあたり30km前後のものが多く燃費の良さが伺えます。30km/L以上の燃費の良い軽自動車は15車種近くあります。

今回提示した燃費の計測方法はJC08モード燃費です。より公道走行に近い条件で計測されたデータなので、実際に乗車した燃費に近い数値となっています。しかし、あくまでもシミュレーションによる数値なので実燃費とは異なります。

価格対決

◯WIN 軽自動車
一番燃費が良いといわれているアルトの新車価格は、一番安いグレードで約70万円と破格の価格です。キャロルも約85万円からと、100万円以内で購入することができます。ただ、最近の軽自動車は性能やデザイン性などが高くなっており、200万円近くするものも販売されています。

×LOSE エコカー
プリウスは最安値で約250万円、他のハイブリッドカーでも最安値で約170万円からと、軽自動車に比べると価格は断然高いです。レクサスのハイブリッドモデルなら4~500万円からは当たり前といった感じです。

クリーンディーゼル車で有名なマツダのCX-5は200万円台から、日産の電気自動車リーフは300万円台からと、最新のテクノロジーを搭載している車の価格は高い傾向にあります。価格は軽自動車に惨敗です。

税金対決

◯WIN 軽自動車
・消費税:車両本体価格が安いので軽自動車の方が当然安いです。
・自動車取得税:取得価額×2%(新車)
・自動車重量税:新車購入3年自家用なら9,900円。(但し、エコカー減税適用の軽自動車は免税される場合もあります。)
・自動車税:10,800円(市町村によって1.5倍まで増税が可能であり新車登録から13年が超過していると12,900円です。)

車体の安さや重量の軽さから税金のトータルは軽自動車の方が安上がりといえます。

×LOSE エコカー
・消費税:車両本体価格に課税されるので車両によって消費税の負担額が変わります。
・自動車取得税:電気自動車、燃料電池自動車、クリーンディーゼル車などは非課税。(ガソリン車は基本的に取得価額×3%(新車)ですが、燃費基準の達成度合いによって軽減または非課税となります。)
・自動車重量税:電気自動車、燃料電池自動車、クリーンディーゼル車などは免税。(ガソリン車は重量によって異なる。軽自動車に比べると、車両重量が重いので税額は高くなります。但し、エコカー減税適用のハイブリッドカーは免税または軽減されます。)
・自動車税:排気量によって税額が決まります。

非課税や免税などで税金の負担が軽減される部分もありますが、車体価格や重量、排気量は軽自動車に比べると大きく税金の負担も比例します。

注意:消費税が10%に上がると自動車取得税は廃止されますが、新たに環境性能割税というものが導入される予定です。また、地域によって税額に若干の違いがある場合もあります。

維持費対決

◯WIN 軽自動車
エンジンオイルやタイヤなどの消耗品に掛かる費用は軽自動車の方が断然安いです。軽自動車は車体が小さい分、部品も小さく量も少量で済みます。特に価格差が現れるのがタイヤです。

消耗品費を安く抑えたいのであれば軽自動車がオススメです。また、自賠責保険は3年で36,920円(2016年4月現在)とエコカーより僅かですが安くなっています。

任意の自動車保険も、人身や対物は軽自動車やエコカーとか関係なく保険料が決まりますが、車両保険は車両本体の価格で保険料が決まることから軽自動車の方が安くなります。これらをトータルすると維持費は軽自動車の方が安上がりです。

×LOSE エコカー
エコカーに関しては日々技術が進歩し、性能が向上しながらも消耗品の価格は下がっている傾向にあります。今後、エコカーが一般化すれば更に消耗品の価格が安くなるのではないでしょうか。

また、ハイブリッドカーのメインバッテリーは廃車にするまでほぼ交換不要と言われていますし、電気自動車はオイル交換の必要性がないという点で費用が抑えられます。しかし、軽自動車に比べると部品やタイヤなどは高く、トータルするとエコカーの消耗品費は高くつくと考えた方が良いでしょう。

自賠責保険は、エコカー割引などはなく自家用乗用車と同額の3年39,120円です。保険会社によっては任意保険にエコカー割引を導入しているところもあるので、任意保険に加入する際は一括見積もりサービスを利用して比較することをオススメします。

結局どっちがいいのか?

対決項目 エコカー 軽自動車
燃費
価格 ×
税金 ×
維持費 ×
合計ポイント WIN:0
LOSE:3
DRAW:1
WIN:3
LOSE:0
DRAW:1
総合結果 ×LOSE ◯WIN

今回は、環境に優しく燃費が良いイメージのエコカーとコンパクトで価格が安いイメージの軽自動車を比較してみました。

まず、燃費の面では軽自動車にも第3のエコカーという車種が出てきているので、軽自動車だからといって燃費が悪いという訳ではなさそうです。エコカーの中には燃費の良い軽自動車より燃費が劣るものもあります。

経費面で見ると断トツで軽自動車の方が安いです。エコカーは税金面で優遇されていますが、それでも軽自動車の方が安上がりです。

また、車体自体も最新のテクノロジーを掲載したエコカーは高額になりがちですが、軽自動車は100万円以内で購入できるものも多く手が届きやすいです。車体が安いと消費税や任意保険料も抑えられるので、出費をできるだけ抑えたい場合は軽自動車がオススメです。

出費といえば、車を維持するための維持費も車を選ぶときに重要なポイントです。いくら燃費が良くガソリン代が浮くとしても、その他の維持にかかる費用が大きいとコストパフォーマンスが良いとはいえません。そういう点でも軽自動車は優れています。

以上の結果をふまえると、エコカーと軽自動車の購入を迷っているのであれば、燃費もそこそこよく、出費も安く抑えられる軽自動車がオススメです。

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